一般的意味
- 仏の教えを説いて、人々を仏道に入らせる僧。また、仏・菩薩(ぼさつ)のこと。
- 法会などのとき、衆僧の首座として儀式を執り行う僧。
- 葬儀のとき、死者の霊を弔い鎮める僧。引導僧。
「導師」は一般的にこういった高尚な職のことだが、タグでは主にFFのジョブの意で使われる。
元の意味から転じて他のファンタジー系作品においても魔導や宗教における役職名や称号に使われることがある。
導師として登場する人物
ファイナルファンタジーシリーズ
ファイナルファンタジーシリーズに登場するジョブ(職業)の一つ。
海外版では「Shaman(FC版)」あるいは「Devout(DS版)」。
猫耳がモチーフとして使われており、導師が登場しないシリーズでも「ねこみみフード」等で登場している。
ちなみにFF3及びFFLでは「導師」だが、FFTA2では「導士」と表記が揺れている。
「魔道士」もシリーズによっては「魔導師」「魔導士」と揺れているので、スタッフ側としては気にしていないのかもしれない。
ファミコン版FF3での導師は「白魔道士」の上級ジョブの位置にあり、白魔道士よりも回復魔法の効果が高まり、白魔道士では使えなかった高レベルの白魔法が使える。普通にプレーしていればゲーム最終盤の回復役ジョブと見られる一方、ジョブチェンジできるようになって間もなく、導師の得意分野がすべてできる上位互換ジョブ「賢者」も登場してしまうため、そちらに出番をとられてしまうことが多い。
だが、賢者へのジョブチェンジ条件(キャラクターのレベルが40以上)を満たす前にゲームクリアを目指すRTAや低レベルクリア、一人旅クリアなどの制限プレーの分野では、導師はむしろ最終盤攻略の定番ジョブとされている。FF3はステータス強化魔法が強力なゲームであるため、白魔法ヘイストとプロテスの連発で攻撃力と守備力を激増させたネコミミ導師が、数多の竜や巨人や怪物たちを二刀流の杖で乱打し撃破してゆくさまは制限プレー動画での日常風景である。
FFTA2の導士は「赤魔道士」のほぼ上級と言える。
ちなみに、導師デビュー作であるFF3の主人公は、4人の少年たちである。…つまり、お察しください。
前途の通り猫耳フードがトレードマークであるため、その可愛らしさから同作品に登場する魔人と同様、ファンもそれなりに多い。
ブレイブリーデフォルトの導師
概ねファイナルファンタジーシリーズ同様に上位にあたるが、こちらは標準で白魔法が使えない。その為、白魔道士のコマンドアビリティが必要。なお、導師と組み合わせると白魔法が強化される為、必然的に組み合わせるケースが多い。
ステータス異常を一定ターンだけ完璧にブロックしたり、敵味方共に一定ターンは互いにダメージ0になる特殊なコマンドが多い。
ちなみに猫耳フードではなく、メガネに白衣の医者みたいな風貌となる。
関連イラスト
関連タグ
鶴田慶之(マジック・ザ・ギャザリング界隈ではその功績から導師と呼ばれる)