凱延超

かいえんちゃお

『テラフォーマーズ』に登場する将軍。ここでは彼の旗艦である九頭龍に関しても記載する。

概要

『テラフォーマーズ』第2部終盤から登場する中国軍の将軍。顔の右半分に火傷のような跡がある。

爆宇嵐と共に宇宙戦艦九頭龍に乗り込み、アネックス1号を追い密かに火星に潜入。テラフォーマーのサンプルに加え「ザ・ファースト」ミッシェル・K・デイヴスと「ザ・セカンド」膝丸燈の捕獲を試みる。

冷酷にして狡猾な性格であり、目的の為なら手段も人命も厭わない。

九頭龍の圧倒的な火力によりミッシェルを捕獲し、能力で操ったテラフォーマーによるアネックス1号クルーの全滅を目論むが、能力に覚醒した燈の抵抗、アシモフの底力、ミッシェルの機転など様々な要因も重なり、爆将軍を失い（クローンとして復活したが）ミッシェル・燈にも逃げられてしまった。

しかし土壇場でのジョーの裏切りもあってアネックス1号艦長・小町小吉の鹵獲、アシモフ＆劉の殺害に成功。第4班の残党と共に地球へと帰還する。

第3部では小吉を人質に取り日米にミッシェル・燈の引き渡しを要求する。

M.O手術ベースは菌類型アリタケ。

ゴッド・リーのベンゾキノンのように掌の穴から特殊な胞子を分泌し、付着した生物の首筋に株を生やして脳を乗っ取るという能力を有している。

後述する「九頭龍」には非公認専用武器として凱の胞子を噴射する装置が付いており、広範囲に胞子をばらまいて無差別操作が可能となるが、体力を著しく消耗する諸刃の剣でもある。

中国軍が密かに建造していた武装宇宙船。正式名称は九頭龍拾参號。

名前の通り8本もの…1本足りんな…触腕型のプレキシブルアームを備えており、広範囲制圧用のレーザーキャノンが付属。クラスター爆弾による空爆も可能であり、極めて高い火力を有する。

奥の手として中性子兵器「大飞鏢(ダイフェイビャオ)」と自爆装置が内蔵されており、凱が死ぬと自動で自爆するようにセッティングしてある。

アネックス1号が別の星でエンジントラブルを起こしてしまったため、艦内で爆将軍と卓球対決を行っていた。

原作者による番外編の番外編「今日のテラフォーマーズはお休みですはお休みです」ではその星に不時着してしまい、U-NASAの先輩のフリをしてアネックス1号のバーベキューパーティーに参加するハメになった。

ドローン九頭龍でマッスル幼女ミッシェルちゃんを盗撮する変態。