曖昧さ回避
1.イエローキャブ (芸能プロダクション) - かつて存在した東京都港区に本社を置いていた芸能プロダクション。小池栄子やMEGUMIが在籍していた。
2.イエローキャブ (スラング) - 日本人女性に対する蔑称。本記事で解説する。
3.東京イエローキャブ - 日本のタクシー会社。イースタンモータース東京に買収され消滅。
4.イエローキャブ (小説) - 家田荘子のノンフィクション小説。
5.イエローキャブ (ゲーム) (YELLOW CAB) - データイーストから発売されたアクションゲーム。
6.イエローキャブ(Yellow Cab)アメリカ合衆国の各地で使われるタクシー会社の名称。本記事で解説する。
概要
アメリカ合衆国の各地で使われるタクシー会社の名称。その名称は、シカゴを拠点とするタクシー会社(現社名: Yellow Cab Chicago Inc.)とタクシー製造会社(Yellow Cab and Yellow Truck and Coach Manufacturing Company)が起源とされる。
日本では、事業者に関係なく皆黄色に塗られているアメリカ ニューヨークのタクシーを指すことが多いようである。同じアメリカでもニューヨーク以外ではそのような決まりがない州もあるとか。
このカラーリングは日本を含めた世界各地で模倣されており、また映画などを通じて「アメリカ(あるいはニューヨーク)のタクシーといえば黄色」と世界的に有名になった。
また、日本ではかつてその名もズバリ「イエローキャブ」という名前のタクシー事業者があったが、同業他社に買収されたため現存しない。
スラング
現在ではやや古い表現だが、タクシーが上記のような「いつでもすぐ乗れる」点と、欧米人から見た日本人が黄色人種=イエローである点を引っ掛けて「外人にすぐ上に乗っからせる(=セックスを許す)女」という、日本人を中心としたアジア人女性の蔑称として使われることもあるとする話もあったが、肝心のアメリカ人に訊いてみたところ「そんなの知らん」と一笑に付されたという話や、このスラングを紹介したとされる書籍の信頼性を鑑みると話半分と考えたほうがいいかも知れない。