宮崎県内に広く路線バス網を持ち、宮崎県内には同じような規模の会社がないことから事実上の独占企業である。
バス事業
宮崎県のほぼ全域を主たる営業エリアとし、宮崎市・延岡市・都城市を中心として広範囲に一般路線バス網を持つ。
高速バス・貸切バス事業も行っている。
営業所
- 貸切高速自動車営業所
- 宮崎北営業所
- 宮崎中央営業所
- 宮崎南営業所
- 日南自動車営業所
- 西都自動車営業所
- 延岡自動車営業所
- 都城自動車営業所
- 小林自動車営業所
日南・西都・延岡・都城・小林の各営業所は旅客・小荷物の取り扱いも行っており、「バスセンター」とも称する。
車両
三菱ふそう・日野・いすゞ・日産ディーゼルの4社の車両が均等に在籍しているが、最近は一般路線バスに関してはいすゞ、高速バスは三菱ふそう製が優先的に選択される傾向が強い。
また、中古車の導入実績がほとんどなく、製造20年以上経過した車両も整備し大切に取り扱っている点も宮崎交通の特徴。
鉄道事業
1962年まで南宮崎駅から内海駅までを結ぶ鉄道路線「宮崎交通線」を運行していたが、1962年に廃線となり跡地の大半が日南線の建設にあたって再利用された。
戦後の燃料不足で蓄電池電車チハ101~103と蓄電池機関車ED1、3を運用していたことで有名。
蓄電池電車は元国鉄のガソリンカー・キハ40000形を改造してエンジンの代わりにモーターを積んだものでラジオ放送を車内で行い集客していた。
蓄電池機関車は新車でボンネットにバッテリーを満載していた。