フジテレビ系の情報バラエティ番組である「とくダネ!」にて、2004年9月に放送されたニート特集でニートとされる男性が残した名言「働いたら負けかなと思ってる。」(この後に「今の自分は勝ってると思います」とも発言)から来た、一種の堕落した思想のようなもの。
当時はその衝撃的な発言から話題と人気を博していたが、近年においては生活保護の過剰な手厚さや不正受給、ブラック企業の横行、過労死問題など、「真面目に働いても報われない」「制度の穴を突いて狡く立ち回る方が裕福に暮らせる」社会問題により、彼の発言もある程度肯定的に扱われるようになってきている。
なお、この発言をした男性のその後は不明である。
2011年1月、ニコニコ生放送に登場し、就活中である旨を語ったが、「年収はボーナス別で500万は欲しい」「時計は手巻きじゃないとダメ」等、相変わらずの姿を見せつけた。
今後もTwitterで活動報告をするとしていたが、2012年を最後にツイートが途絶えている。
2018年、LINE執行役員の田端信太郎氏がニート君ではないのかという噂がネット上に流布。田端氏本人もそれを肯定するかのようなツイートをしていたが、2004年当時、田端氏は無職ではなくリクルート社に勤務していたことから、ジョークだと判明。
結局、2012年以降のニート君の去就は、生死も含め不明である。