中華人民共和国の北京巴別時代網絡科技有限公司(Babeltime)が開発したiOS/Android用艦船擬人化3DアクションRPG。簡体字表記は「苍蓝誓约」で、ジャンル内でよく使われる「艦◯」式の略称は「艦S」が割り当てられている。
2019年初めに中国政府のゲーム審査を通過したことが報じられ、同年7月16日に正式リリースされた。リリース直前にはBabeltimeから日本の特許庁に「オース・オブ・オーシャン」及び「オース・オブ・ザ・シー」の2件、また少し後に「蒼藍の誓い ブルーオース」と言う本作の日本版タイトルらしき商標が出願されている。よって、日本上陸も視野に入れていると思われるが現時点では(後述する事情で訴訟リスクを抱えていると言う見方も出ているためか)正式発表には至っていない。
藤澤慶昌が作曲したテーマソングでは原題を日本語に直訳したと思われる「紺碧の誓い」と言う題名が用いられている。
概要
中華圏での艦これブームを受けて作られたゲームの1つで、2018年夏と2019年3月・5月の3度にわたりβテストが開催された。βテスト段階から、日本で法廷闘争となった『アビス・ホライズン』(深渊地平线)よりもこちらの方が『艦これアーケード』とゲームデザインが非常に近いのではないかと言う声が挙がっている。
ジャンル内の例に漏れず本作でも日本の声優を起用しており、中華圏で絶大な人気の釘宮理恵(サベージ、ヒーアマン役)を始め水樹奈々(シャルンホルスト役)、能登麻美子(レナウン役)、田村ゆかり(アラバマ、ホーエル役)、丹下桜(赤城、ヘレナ役)、小倉唯(天龍、グローウォーム役)、佐倉綾音(コロラド、ウェストバージニア役)らが出演しているが、艦船擬人化ジャンルでは必ずと言ってもいい頻度でキャスティングされている上坂すみれは今のところ起用されていない。また、本作ではイベント会話中でもフルボイスを実現している。
また、BGMではテーマソング作曲の藤澤慶昌を始め日本のアニメで劇伴を担当している複数人の作曲家が名を連ねている。
関連タグ
- ガーディアン・プロジェクト(超次元大海戦D) - 本作と同じ2019年5月にリリースされたRTS