「高町式交渉術」の定義
「管理局の白い魔王」こと「高町なのは一等空尉」が用いる…というか「彼女にしか成し得ない」交渉術である。定義として端的にまとめると以下の通り。
「敵対している人物に対し、まずは対話での解決を試みるが、相手が聞いてくれないのでやむを得ず実力行使を行う」
この場合の「実力行使」は「素手による暴力(近接格闘)」ではなく「銃火器(使用者の場合はインテリジェントデバイスや魔法)などの飛び道具の類」である。
結果的にオーバーキルになっている場合もあるが副次効果もあり、無印では「ライバルだった金髪の魔法少女」と、A'sでは「やたらハンマーを振り回す真紅の騎士」と、StrikerSでは「自称「凡人」のオレンジ髪のツインテールの人」と「信頼関係」を築かせる事に成功している。
ちなみにこの術を使った最初の相手は釘宮ボイスのツンデレクラスメイトである。
「お話し聞かせてほしいだけなのに…」
ただし本編においては、なのははあくまでも対話(本来の意味でのお話し)による解決を望んでいた。
しかし、折角話し合えそうになった時もその都度横槍で妨害されたり(無印)、相手が全く話を聞いてくれなかったり(A's)したため、結果として魔法戦で決着を付けなければならなくなってしまったというのが実態である。
さらに「StrikerS」以降の場合時空管理局正規職員(おまけに幹部)の職務として犯罪者あるいは被疑者である相手と対することになるため、お話しする余地自体がなくなってしまった。
もっといえば「とらいあんぐるハート」におけるなのは(「なのちゃん」)は完全非暴力主義者である。
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ロジャー・スミス:同じく実力行使に出やすい御仁。しかもこっちはネゴシエイター(交渉人)を生業としているが、相手が話を聞かない輩ばかりで成功率は50%。そして今日も響き渡る、「ビッグオー、ショーターイムっ!!」
立花響:たとえ相容れない相手だとしても極力話し合いでの解決を図り、上手くいかなければ実力行使して手を差し伸べる…という戦い方の流れが一致している。ただしこちらの「実力行使」は「素手による近接格闘」である。