概要
ファンタシースターシリーズ30周年記念作品として配信されたアプリゲーム。
舞台は異世界「ヴァンドール」。ファンタシースターオンライン2を彷彿させる要素が各所に散りばめられており、ストーリーには絡まないコラボキャラクターとしてクーナやジェネが登場している。
ストーリーは王道的で、「かつて世界を滅ぼそうとした災神との戦い」を描いたもの。しかし、種族や勢力間での対立も激しく描かれており、えぐい表現や展開が用いられることも少なくない。
サブストーリーとして各キャラクター視点で描かれる「列伝」が存在しており、こちらはメインストーリーの裏側を描くパターンもある。
システム
ロウとカオスという二つの勢力が存在する。
戦闘では「ロウ班」・「カオス班」という2つのパーティを使い分けて戦う。メンバーの選出は合計8人で、ロウとカオスにそれぞれ4人ずつ割り振ることとなる。ロウならロウ班に、カオスならカオス班にしかパーティに入れられないが、例外として「ニュートラル」という勢力はロウとカオスのどちらでもパーティに組み込める。
ガチャで獲得したパーティーメンバーは基本的にニュートラルで排出される。
また、コミュニケーションをとって「運命分岐(いわゆる上級クラスへの転職)」が出来るようになるとロウ・カオスのいずれかに変更する事も可能となっており、ロウとカオスで性能のみならず容姿や性格がガラリと変化するようになっている(大体ロウであれば規則正しく、カオスであれば自由奔放に変化。例としてカオスのジャスパーは上半身裸だが、ロウに変化させるとキチッと襟元までボタンを留めて服を着る。基本的にキャラクターの人格までは変わらないが、例外もある)。
一度変更すると貴重なアイテムを使わない限り別分岐を選べないので慎重に。
ちなみにPSO2と連動が可能で、イドラポイントを使って様々なアイテムをPSO2で入手できる。
ロビーアクションの「ユリィ/ステラ」はどこからどう見ても立て看板。
また、サービス開始1周年を記念して各登場人物の衣装や武器迷彩・ポーズが期間限定ACスクラッチの景品として配信。
6大種族
- 人間:元々ヴァンドールに住んでいたという種族。個体数が多くポピュラーな存在。
- エルフ:長く尖った耳を持った人間に近い容姿の種族。森などで暮らす個体もいる。
- ライカン:獣の特徴を持った所謂獣人。男性は獣の特徴が強く、女性は人間として特徴が強く出ている(犬耳など)。この星の外からやって来た存在によって生み出された。
- ノーム:いわゆるロリキャラ。体躯が低いため大人でも幼く見える。
- デモニック:外見は人に近いが角が生えていたり、オッドアイだったりと珍しい身体的特徴を持つ。それ故に見世物にされたりするので、辺境に住んでいるものが多い。
- マキナ:機械の身体を持つ種族。この星の外からやって来たと言われており、非常に珍しい存在。
登場キャラクター
ニュートラル
ロウ
詳しくは「ロウ(イドラ)」を参照の事。
カオス
詳しくは「カオス(イドラ)」を参照の事。
マグ
- パイ
ダークファルス
過去作との関係
ファンタシースターオンライン2から武器だけではなく、NPCのクーナが特殊なクラス「バード」として登場する。
他にもルーサーが固有クラス「フォトナー」として、マトイが「ガーディアン」として登場する。
余談
公式ホームページのマンガ「サクっとゆるイドラ(著:すか)」ではゲームシステムなどの紹介をしている。
…が、そこ以外の内容はカオス勢よりもカオス。学園ドラマが唐突に始まったり、ステラに貧乳コンプレックスがあったり、ローザリンデが腐女子だったりその父親が聖帝だったり…。
やりたい放題のうえぽの!の前例に倣った結果なのだろうか。
作中には白羊騎士団広報係のポポナと言うキャラが登場、後にゲーム公式VTuberとして公式生やYouTubeで宣伝動画を配信している。
また、1周年記念のイベントでPSO2に期間限定で登場。