概要
通常はバックルのみが展開し、腹部に触れればベルト部分が伸びて腰に巻きつく構造になっている。アストロスイッチを4つまで装填できるスイッチソケットが左右対称に内蔵されており、この中にアストロスイッチを挿入して手前のボタン「トランスイッチ」を押すことでアストロスイッチの能力を引きだし、宇宙に眠るコズミックエナジーを利用してモジュールを展開する。
変身時には右に付属した「エンターレバー」を引くことで動作が認証され、変身者をフォーゼに変えることができる。
バックル中央の液晶画面「ステイタスモニター」の下には「AXS-4000」というコンピューターが内蔵されており、これによりフォーゼのシステム全体を管理することができる。
製作者は歌星緑郎博士で、本来ならば彼の息子の歌星賢吾が使用するはずだったのだが、病弱な賢吾では使いこなせなかったため、クラスメイトの如月弦太朗が代わりにフォーゼへの変身及びゾディアーツとの戦闘を担当することとなった。
本編及び小説版の後日談である『MOVIE大戦アルティメイタム』では、教え子であるサナギマン/風太三郎への激励の為に、なんとベルトを溶鉱炉に投げ捨て破壊した。これにより、フォーゼは実質変身不能となった。しかし、健吾曰く「フォーゼドライバーは“弦太朗のダチ”だ。必要な時にはいつでも弦太朗の元にやって来る」との事なのでいずれまた戻ってくるかもしれないことが示唆されている。アクマイザー一味との決戦では5年前の自分から借りに行くという形になった。
『平成ジェネレーションズFINAL』でも弦太朗が所持していたが、この時の時間軸は『MOVIE
大戦アルティメイタム』より前なので、まだドライバーは現存している。
玩具版
2011年9月3日に発売。付属スイッチはロケット、ランチャー、ドリル、レーダーの4つ。
発売当初から大人気を博し、とんでもない品薄が続いていた。
ピンによるアストロスイッチの識別や中央のフォーゼが多色発光するなどの機能を備えている。
使用電池は単4電池三本。
2019年現在、CSM版やver.20th、スーパーベスト版は発売されていない。
余談
フォーゼドライバーの品薄は放送当時に週刊漫画TIMESで連載されていた漫画『解体屋ゲン』でもネタにされていた。