概要
CV:速水奨(南国少年パプワくん)/乃村健次(PAPUWA)
ガンマ団総帥でシンタローとコタローの父。12月12日生まれ。
シンタローを「シンちゃん」と溺愛し、パプワハウスで幼少期のビデオ上映を始めだし、グッズを作るほどの親馬鹿なストーカー親父。当のシンタローは幼い頃は父親のことが大好きだったが、成長するにつれて、サービスを慕うようになってからは、マジックを半ば疎ましくも思うようになる。とはいえ、マジックを見限ってまではおらず、コタローの眼魔砲からマジックを庇ったり、マジックがコタローを止めるために決死の覚悟で挑む姿を見た際には、涙を流しながら叫ぶ姿を見せた。
シンタローへの親馬鹿を初め、ユーモラスな姿が描かれてはいるが、一族としての自負と、総帥としての才覚は本物であり、どんなものも得ようとする権力者としての強欲ぶりを、サービスは「生まれながらの覇王」と評した。
そんな彼だが、パプワ島のナマモノたちのことはめっぽう苦手らしい。アニメ版では、刺客を幾度も差し向けたもののいっこうにシンタローから秘石を取り返せない様子に業を煮やしてみずから出向こうとした際、偵察映像に映し出されたナマモノたちを見て断念したこともある。
青の一族特有の秘石眼を両目に宿している為、すさまじい力を持っている。また、ルーザー、ハーレム、サービスといった3人の弟がいる。
PAPUWAでは
4年後では総帥の座を退いてシンタローにその席を譲っている。
普段は割と紳士的だが相変わらずシンタローLOVEの親馬鹿。もっとも、ハーレム絡みの苦労も相変わらずのようで、リキッドの給料に関する問題については、まともな理由で静かな怒りをみせたこともある。
今作では突如目覚めパプワ島に流れついたコタロー捜索の為、アラシヤマ・ミヤギ・トットリ・コージの4人を招集し、シンタローとの仲が悪化する前に連れ戻そうと彼らを送り出す。
おふざけなのか真面目なのか、『秘石と私』という本の著者でさらにマジックファンクラブなるものまで設立されている模様で、定期的にファン感謝イベントなども行なっている様子。
また、パプワ島のナマモノに対する耐性がついたのか、来訪時には落ち着いた様子でタンノたちに対応していた。
(前作の初期設定では妻は亡くなったことになっていたが)政治上の理由から婚姻はせず、世界中から選ばれた優秀な女性の卵子提供を受けて子供を作る一族であるため、結婚はしていなかったことが判明した。