概要
天上界に住まう女神様。「お助け女神事務所」に務めており、恵まれない人、善行に見合わぬ境遇の人に、帳尻合わせの幸運をもたらす役目を担っていた。
ある日、大学生の森里螢一の下に降臨した折、「君のような女神にずっとそばにいてほしい」と言われてしまったため、願い事通りに彼と共同生活を送ることになる。
美人で優しく、少々天然ボケ気味。加えてスタイルも抜群と、女神の肩書きに恥じぬ完璧超人。
しかし、嫉妬心がないわけでもなく、螢一が他の女性と親しくしていると、無意識のうちにマイナス感情が漏れ出してポルターガイスト現象やラップ音を引き起こすことも。
当初はただ契約のために螢一の下にいたが、次第に彼の人柄に惹かれるようになっていく。
天界のシステムエラーにより、契約が白紙に戻ったため、彼の下にいる義務はなくなったのだが、それ以後も自分の意志で螢一と共にあることを選んだ。
設定では北欧神話のヴェルザンディ(Verdandi)と同じく、「現在」をつかさどる女神である。
CV…もとい現世のお友達は井上喜久子。井上氏の代表的な役であり、OVA、映画、テレビアニメ共にキャストは同じ。
スピンオフアニメ『小っちゃいってことは便利だね』では、井上氏が産休のため、岡村明美が一時代役をしていた。
また、OVA以前のドラマCDでは日高のり子が担当していた。
本編の外では
スピンオフ漫画『ああっ就活の女神さまっ』では地上界で無職扱いとなり、就活に励む彼女の活躍を描いている。
また、同作と『中間管理録トネガワ』とのコラボ読み切りにて、元デザインそのままの状態でゲスト出演した。
帝愛ファイナンスで面接を受けるが、黒服特有の黒いスーツではなく、女神衣装のまま面接を受けることになった。
面接官の利根川幸雄は彼女の答えに釘付けとなり、利根川からは「あなたにとって債務者とは?」という質問に対し、彼女は「子羊」と答える。
利根川が彼女を採用するが、彼女は「私は去るべき」と自ら面接を辞退してしまった。