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編集者:Steadiness
編集内容:ロンブローゾ博士について

ティセ・ロンブローゾ

じだいのさきをいきすぎためいどがたろぼっと

1996年にサンソフトから発売された2D対戦型格闘ゲーム『わくわく7』のキャラクター。 メイド型の自動人形(オート・マタ)で、引っ込み思案で大人しい性格。 『わくわく7』らしいコミカルな動きと、オタクの萌え本能をド直球で落とす、今なお根強いファンを抱える萌え要素の塊。

ティセ・ロンブローゾとは、サンソフト格闘ゲームわくわく7』の登場キャラクターである。

プロフィール

名前TESSE RONBLLOZO
キャッチコピー少女人形
出身ロンブローゾタワー(博士の秘密基地)
身長148cm(状況により増減)
体重35kg(通常時)
性別女(生殖機能なし)
年齢11歳
好き博士と6人のお姉さん
嫌いなし(本当は人形のような自分の体)
CV大河内葉子

概要

ロンブローゾ博士によって制作された7体の自動人形(オートマタ)の末っ子。

普段は博士の身の回りの世話や、基地の管理をしている。なお、他の姉妹機は性格がきつすぎるためほとんど働こうとせず、ティセが完成するまで基地はゴミ屋敷同然だったという。

ある日から病気に倒れた博士を救うべく、博士の研究資料で見た願いをかなえる魔法の玉「わくわくボール」を手に入れるべく、ドタバタの渦中へと飛び込んでいく。

容姿・性格

膝裏に届くほどの美しい金髪に華奢な体格、目は前髪で隠しているが、その下にはつぶらなの眼を隠している。常にメイド服で動いているが、ナースモードという機能を搭載しており、その際には一瞬でナース服に衣装が変わる。

性格は、博士が姉たちの性格を鑑みてあえて引っ込み思案に設定しており、それが功を奏したのは先述のとおり。しかしながら、彼女自身は自分の人形の体にコンプレックスを抱えており、敵うことならば人間になりたいと願っている。

性能

代表的な飛び道具「あれこれポイ」を筆頭に、一見すると癖の強い技ばかりに見えるが、伸びる腕や頭のアンテナの電撃で相手を牽制しながら、中距離で立ち回る機動力重視のキャラクター。

その反面、技や手数は少ないものの、「誰でも強キャラになれる」というゲームのコンセプトの恩恵もあって、使いこなせればかなりの強さを発揮する。

さらに何気に「スーパーモード」がガードキャンセルで出せるという、まさに時代の先を行った特性も持っている。

早すぎた『萌えキャラの開祖』

「10年早すぎた」と称される『わくわく7』の中でも随一の萌え要素の塊

金髪ロングメカクレロボっ娘末っ子引っ込み思案健気メイド看護師(ちゅーちゅーアタック)・持ち・アンテナ頭・白タイツ……って、どんだけ詰め込んだんだよサンソフト!!

しかも、これら要素は1996年に登場したのである。

思い出してほしい、その当時にオタク文化への理解などなく、まして『萌え』『メイド喫茶』などという文化など誰も予想だにせずにいた時代である。

萌えロボットの先駆とされる『ToHeart』のマルチすら未だ世に生を受けていなかった時代である。

その時代に、軽く10を超える萌え要素を叩きこんだ女の子がひっそりと誕生していたのだ。

ロンブローゾ博士について

彼女の製作者であるロンブローゾ博士だが、エンディングに登場するその姿は両腕が機械化、下半身は空飛ぶ円盤、顔には目が四つあるかのような二重ゴーグルという凄まじい風貌をしている。

加えてロンブローゾという名、タワー型の秘密基地という設定を踏まえると、往年の名悪役のパロディであることが推察できる。

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