ネオ・クライシス

ねおくらいしす

ネオ・クライシスとは、『未来戦隊タイムレンジャー』に登場するロボット。同作のラスボスを務める。

概要

メカ・クライシスをベースにギエンが全てを破壊しつくすために建造した黄金の巨大ロボット。自身と同じ黄金の外見も然る事ながら、顔の表情もまるで笑うギエン本人を彷彿とさせる狂気に満ちたそれになっている。

時空を歪ませる程の強力なエネルギー源であるλ2000で稼働しており、その前身に装備されている砲門で武装している。

タイムロボの時空剣をへし折るほどの怪力を持つものの、防御力は高くない上に劇中でも一時的に機能を停止するなど不具合が見られた。

完成後に破壊兵器ノヴァと同じやり方で巨大化させられると、ギエン自らが搭乗し、街中で暴れ始める。対抗してきたブイレックスと交戦するが相手もλ2000で稼働するため、ギエンとブイレックスのλ2000が互いに共鳴しあったことにより、時空間の歪みによる大消滅が発生していく。

両者とも戦闘を続行し、零距離攻撃でブイレックスに勝利。止める者がいなくなったことで、地上の破壊を続行するが、強引に20世紀に帰還したほかのメンバーの救援で逃亡を許してしまった上にネオ・クライシスの動きが鈍くなったことから、一時撤退する。

翌朝、再度暴れまわり、未来から帰還したタイムピンクたちが操縦するタイムロボαと戦闘を繰り広げたがタイムロボβの攻撃で転倒した直後、タイムレッドの手でλ2000をζ3に変換されたブイレックスの最大出力のマックスバーニングを受けて爆発。同時にギエンも死亡したことで大消滅も終息した。