概要
タイムレンジャー本編における歴史の中で起きた未曽有の大災害。
正史の上では西暦2001年2月4日、地球の上空に発生した時空の歪みから巨大なワームホールが複数発生し、それらの中に大地や建造物が飲み込まれて消滅すると言う恐るべき事件が起きた。これによって地上の3分の2が時空間の歪みに飲み込まれて消滅。後に生き残った人類が時間を掛けて世界を復興させた末に30世紀を迎えたとされ、それと同時にこの破滅の現象は「21世紀の大消滅」と後世の人々から呼ばれるに至った。
事件発生の原因
2001年2月4日の21世紀初頭にブイレックスと、ギエンが操縦するネオ・クライシスの2体のロボが激突した事が大消滅発生の引き金とされている。2体には高密度のΛ2000なるエネルギー結晶体を動力源として動くロボットだったが、それこそが全ての原因であった。
当時このΛ2000は「公害を起こさないクリーンなエネルギー」、「人類の新エネルギー」と言う謳い文句の下に研究が進められていた画期的な代物だったが、1つだけ難点があった。それは僅かに時空を蝕む性質が存在していた事である。
つまり大消滅とは、時空を蝕む危険性を持ったエネルギーを動力源として動く巨大ロボ2体がぶつかり合った事で周囲の時空間が大きく歪み、その影響で発生した現象だったのだ。
そしてこの現象には、Λ2000が共鳴する事で時空の歪みが加速する性質があり、高密度のλ2000を内蔵していたブイレックスとネオ・クライシスが戦えば戦うほど破滅へと近付いてしまう。
タイムレンジャーが変えた未来
だが、タイムレンジャーの決死の行動によって歴史は塗り替えられた。劇中でもやはり発生して同じ様に大規模な被害が出たものの、5人がブイレックスのΛ2000を無害なζ3に変換した上でギエンを倒した事により、時空間の歪みも収束。被害も最小限に留められた。
関連タグ
スカイウォールの惨劇:『仮面ライダービルド』における歴史的な災厄。