概要
主にエロ同人誌や商業エロ漫画に出てくる場合がある要素であり、
作品内のヒロインがHシーンで、メイン画像のような感じでフェラやパイズリといった前戯系のエッチで主人公をはじめとする竿役を責め立てて、射精する寸前まで気持ち良くするも、途中で中断して「出すならコッチに……ね♡」のようなセリフと共に本番エッチに移行することを言う。
ちなみにセリフは言わなくても、前戯系エッチで相手を射精させずに本番エッチに移行するだけでもこれに該当する場合もある。
当然前戯系エッチを好むものにとってはお預けや寸止め、生殺しのような嫌な気持ちをさせ、特に特定の前戯系エッチを極端に好む者にとっては飲食店経営者にとってのハエやゴキブリの如く嫌悪しているというケースも少なくない。
ちなみに、エロ作品のHシーンに『「出すならコッチ」の要素は絶対に入れてはいけない』
という絶対厳守のルールが存在するわけではないのだが、どこぞの非処女設定を持った幼なじみヒロインの如く読者やプレイヤーに受け入れてもらえることはあっても、その作品及びHシーンに対してプラスの印象を持って貰う事はまずないので、もしこの記事を読んでいる貴方がエロ作品を描こうとしているのなら、余程のこだわりがない限り避けておくのをおススメする。
余談
ちなみに『出すならコッチ』と同じくエロ作品において特定の要素を好むものに嫌悪される要素は
- 眼鏡をかけたヒロインがHシーンでは眼鏡を外す
- とても幼い容姿のヒロインが、人外や魔法、アイテム等の設定で学生設定の主人公と同学年程度の外見年齢の少女、大人のお姉さんに変身する
- 胸の小さいヒロインが、何らかの理由で巨乳になってしまう
- 初登場時とHシーンで髪型が違う
- ヒロインが何らかのコスプレをしているのに、全裸になってからHシーンに突入する
といったように(読者やプレイヤーの好みにもよるが)多数存在する。
関連タグ
パイズリ:前戯系エッチの中でも特に「出すならコッチ」が発生しやすい
フェラチオ:同じく「出すならコッチ」が発生する前戯系エッチ
ズリキチ:パイズリをとても好むが故に、非常に嫌悪している場合が多い