出すならコッチ
だすならこっち
主にエロ同人誌や商業エロ漫画に出てくる場合がある要素であり、
作品内のヒロインがHシーンで、フェラやパイズリといった前戯系のエッチで主人公をはじめとする竿役を責め立てて、射精する寸前まで気持ち良くするも、途中で中断して「出すならコッチに……ね♡」のようなセリフと共に本番エッチに移行することを言う。
ちなみにセリフは言わなくても、前戯系エッチで相手を射精させずに本番エッチに移行するだけでもこれに該当する場合もある。
またパイズリで『出すならコッチ』が行われる場合は、『パイズリを途中でキャンセル』という意味で『ズリキャン』と呼ばれることもある。
基本的にヒロインが自分の意志で前戯系エッチを中断する印象の強い「出すならコッチ」だが、
ヒロインは(前戯系エッチで)射精させるつもりだったのに、主人公が「イクなら○○の中(膣内)に出したい」と前戯系エッチを中断させて本番エッチに移行するケースも少ないながらに存在する。
当然、前戯系エッチを好む者にとってはお預けや(文字通りの)寸止めそして生殺し同然の残念な気持ちになるのは明らかで、特に「ズリキチ」にとっては男嫌いな女性キャラにとっての男性のように嫌悪しているというケースも少なくない。
なお、「ズリキチ」も「出すならコッチ」も所詮は特定の性癖の1つにしか過ぎす、当然ながら「出すならコッチ」が好きだと言う人もいる。
「ズリキチ」が「出すならコッチ」を激しく非難するのは要するに自分が好きなシチュエーションではなかったから嫌だと言っているのと同じであるということに注意されたい。
「ズリキチ」に限った話ではないが、自分の考え方が当たり前だと思っているからこそ違うものに対する非難が生まれるので、自分とは違うものを尊重したり、棲み分けたりすることは重要である。