概要
「平成仮面ライダーシリーズ」第20作目(仮)。
あらすじ
とある世界の東京。そこには「火野映司・初変身の像」を中心に、様々なオーズのコンボの像が周りに立てられていた。
そして、ホープキングダム城に似た美しい城に住む、オーズ三代目継承者・火野飛鳥とその家臣・ネオスと火堂ケイ、猫の精霊・イザヨイは人々の平和を見守っていた。
ある日、飛鳥が来たるべき戦いの為に用意していた二つのドライバー・ネオジクウドライバーと二つのネオブランクウォッチをネオス・ケイ・イザヨイの三人に見せる。
突如上空から謎の黒い穴が出現し、その中から蜘蛛男と大量の戦闘員が現れ、人々を襲い始めた。
人々を守る為飛鳥はオーズに変身して怪物達と戦うが、黒い穴から落ちて来た赤黒い稲妻が直撃した蜘蛛男の力が跳ね上がり、苦戦を強いられる。
ネオスとケイが立ち向かうも返り討ちにされ、「彼女と人々を守りたい」と強く願ったネオスとケイの意思に反応したネオブランクウォッチがネオスネオライドウォッチとゲイトネオライドウォッチに変化。
イザヨイから渡されたネオジクウドライバーを使い、二人は仮面ライダーネオスと仮面ライダーゲイトに変身し、蜘蛛男と戦闘員を撃破する。
しかしそれで終わりではなかった。戦闘後、飛鳥の手当てをするネオス達の前に鳴滝が現れ、「黒い穴を出現させたのはギャラクシーショッカーである事」と「ギャラクシーショッカーは歴代仮面ライダーがいる世界に黒い穴から怪人を出現させ、誕生間も無い仮面ライダー(またはその時代で活躍している仮面ライダー)を抹殺し、その世界を征服する」と告げる。
飛鳥はネオス・ケイ・イザヨイの三人にギャラクシーショッカーの野望を喰い止め、歴代仮面ライダーを救う旅をする事を命じ、三人は旅に出る事を決める。
登場人物
火野飛鳥の家臣
- ネオス/仮面ライダーネオス
イメージCV:神谷浩史
本作の主人公。火野映司の家臣で常に映司に忠誠に誓っている。
- 火堂ケイ/仮面ライダーゲイト
ネオスと共に火野家に仕える家臣の1人。
- イザヨイ
本作のヒロイン。ネオスと共に火野家に仕える家臣の1人。猫の精霊
ギャラクシーショッカー
本作の敵対勢力。その目的は「歴代仮面ライダーの抹殺」と「その世界の征服」である。
その他の人物
- 火野飛鳥
火野映司の娘であり3代目オーズ。
『仮面ライダーディケイド』より
仮面ライダーディケイドから登場。ネオスたちにギャラクシーショッカーの存在を伝える。
余談
一応言及するが公式ではなく、二次創作小説「オーズ×プリキュアシリーズ」の中の設定である。
本当の20作品記念作である仮面ライダージオウの設定が様々な仮面ライダーやプリキュアが登場するオーズ×プリキュアシリーズとのすり合わせが難しく(主にアナザーライダーたちの設定がネックとなった)、結果ジオウをオマージュしたライダーが作られた。
またジオウ終盤において「各平成ライダーごとに設定・世界観がバラバラなように、劇中の世界も主役ライダー1人につき1つの世界が無数に展開されているマルチバース」という事が明かされ、初期構想では「前ライダーの物語終了後にタイムジャッカーがそのライダーの歴史を消す事で次週何事もなく新ライダーの歴史が一話から始まる工程を繰り返し続けた結果、全ての平成ライダーの歴史が存在していた事になるが誰の記憶にも残らない」という番組の構造を利用したメタフィクション要素もあり、全ての平成ライダーの歴史を(曖昧なまま)地続きにしている今作品とは基礎設定が異なる(*二番目の設定を考慮すると、アナザーW誕生時『W』の歴史が消える事で『オーズ』の歴史が始まり、アナザーオーズ誕生時『オーズ』の歴史が消える事で新しく『フォーゼ』の歴史が始まる事になる)ため、どちらにせよすり合わせようが無かったと思われる。
関連タグ
- 仮面ライダージオウ:元ネタ。番組・企画立ち上げの際『ディケイド2』というコンセプトが掲げられたが、並行世界を移動する横軸のパラレルを用いる『ディケイド』との区別化のため、歴史をタイムマシンで移動する縦軸のパラレルを用いたタイムトラベルライダーという方向性で進められている。
- 仮面ライダーディケイド:過去作とのクロスオーバーをはじめ、「並行世界を渡り歩く」「ショッカーがモチーフの敵組織」など設定やストーリーに様々な共通点が一致……というより8割方こちらが元ネタ。