曖昧さ回避
概要
1999年にカプコンより発売されたシューティングゲームで、開発はタクミコーポレーション。
ショット、フォースボム(ボンバー)、特殊武器リフレクトフォースを備えた弾幕系シューティングゲーム。
横画面の縦スクロール方式という珍しい形式を取っている。
プレイヤーキャラクターのデザインは漫画家の冬目景氏が手がけており、キャラクターの選択によって自機が変わり、それぞれ性能も異なる。
もっとも特徴的な点はリフレクトフォースの存在である。
これは敵弾を跳ね返す一種のバリアを展開するもので、敵の弾幕を自分の攻撃力に置き換える事ができる画期的なシステムであった。
避けるものだった弾幕を攻撃の手段へと転化するという新たなアイデアにより、新たに「逆襲に転じる爽快感」を生み出した。
また得点システムも特殊で、億単位の点数に容易に到達可能でそれがタイトル名の由来ともなっている。
リフレクトフォースによって反射した敵弾は、敵に命中するとスコアの基本倍率を増やす倍率アイテムに 変化する。敵の放った大量の弾幕がそのまま大量の倍率アイテムに変化する爽快感は、多くのユーザを夢中にさせた。翌年には続編のギガウイング2がリリースされている。
ドリームキャスト版
アーケード版と同じ年に移植版としてドリームキャスト版が発売されている。
各キャラクターに坂本真綾氏や大塚明夫氏などの声優陣によるボイスが付いて、幕間のデモ画面等で喋るようになった。
最高得点を競うスコアアタックモードや冬目氏のイラストを閲覧可能なギャラリーモードなどが追加されている。
ただし、画面内に溢れかえる敵弾によって起こる処理落ちが無くなったことでアーケード版よりも難易度が高くなってしまった。
(そもそもAC版で使われていた基板は「CPシステム2」でDCよりも古い世代の基板のため、処理能力に余裕があるDCではプログラムで意図的にウェイトを掛けない限りこういった事が起こりうる)
また、ドリームキャストから公式サイトにアクセスすることでゲーム中に度々登場するライバル機のブラックストレンジャーをダウンロードしてプレイヤーの自機として使用することができた。(現在はサービス終了)
外部リンク
公式サイト
別名・表記ゆれ