「私は貴方様のために命をかけて戦います!」
CV:植田佳奈
概要
“下弦の肆”の席位を与えられた、二角を持つ娘の姿の鬼である。席位に従い左目には「下肆」の文字が刻まれている。
下弦の十二鬼月では、紅一点となる。
活躍……というか、その儚い生涯というか……。
「下弦の伍」である累が倒された事に怒る鬼舞辻によって、下弦の壱(魘夢)、弐、参、陸と共に召集される。
以前とは姿も気配も全く違い、しかも女の姿で現れた鬼舞辻に恐怖した。そして、鬼舞辻だと気づかなかったことを「申し訳ございません」と詫びるも、鬼舞辻は「誰が喋って良いと言った?貴様共のくだらぬ意思で物を言うな」と一喝。下弦の鬼達の不甲斐なさを責め立て始める。
鬼舞辻は血を分け与えた者の思考を読み取ることができるため、その前ではいかなる嘘も隠し事も不可能である。鬼舞辻は零余子に「お前はいつも鬼狩りの柱と遭遇した場合、逃亡しようと考えている」と指摘する。必死に言い訳する零余子に対して、鬼舞辻はパワハラそのものの滅茶苦茶な理屈で彼女の言葉をねじ伏せる(見出しの文章はその際のやり取り)。
そして涙を流し絶望顔になった彼女は次の瞬間、鬼舞辻の触手に踏み潰され食われるという、悲惨な最期を遂げたのであった。
余談
可愛い
総登場コマ数16コマ。鬼舞辻の恐怖と理不尽さを引き立てるためのモブキャラの部類なのだが、「ひたすら怯えて、絶望顔でガタガタ震える鬼娘」というキャラのせいか、一部では妙な人気がある。
2019年放映のアニメ版では、最終話である26話に登場。ぶっちゃけ可愛さ60%増し(個人的主観)であった。声も可愛い。
名前
上記の通りに、その不憫すぎる扱いゆえに密かに人気を獲得していたキャラであったが、1回限りで退場した為、名前が不明だった。
公式ファンブックでようやく零余子(むかご)と判明した。
そのため、pixivでは下弦の肆の方がタグとしては多く使われている。
関連タグ
零余子(むかご)…名前の由来