プロフィール
武器名
『2』の第2武器である鞍切景秀は、実際に政宗が所持していた刀の銘。
また大覇狩は、同シリーズに登場する森蘭丸の武器「神剣カムド」の別名。
棒刀 (ぼくとう) [1]
神木刀 (しんぼくとう) [1]
砕骨刀 (さいこつとう) [1]
竜神梵天丸 (りゅうじんぼんてんまる) [1]
螺細三日星 (らでんみかぼし) [1]
双龍阿修羅 (そうりゅうあしゅら) [1][2]<両作とも『猛将伝』のみ>
陣太刀 (じんだち) [2]
鞍切景秀 (くらきりかげひで) [2]
倭刀蓬莱 (わとうほうらい) [2][3]
大覇狩 (おおはがり) [2][3]
倭刀万丈 (わとうばんじょう) [3]
倭刀瀛洲 (わとうえいしゅう) [3]
※武器名 (くんよみ) [登場作品]
概要
伊達政宗が持つ野心家としてイメージを元に創られている。また本シリーズにおける
政宗像はかなり若く描かれている。これは実際に同年代に活躍した織田信長などの人物と比べて
かなり若く年齢が離れていることが多少反映されている。
性格は生意気且つ自信過剰である。反骨精神と言えば聞こえはいいがかなりひねくれ者である。また
若い時から戦場に駆け出しており、そのため実力も十分にあるが、そのことで大人をなめており、
シリーズを通して不遜な物言いが多い。口癖は『馬鹿め!』。
『1』では、かなり生意気で悪ガキのような印象であったが、シリーズを重ねるたびに落ち着きも表れて、
格上の人物にはへりくだった態度を取るしたたかさも持ち合わせるようになってきている。
しかし、それでも完全に子供っぽさが抜けたわけではない。
『1』では、かなりオリジナル要素が強いストーリーとなっている。
「川中島の戦い」や「長篠の戦い」など有名な戦に乱入するといった内容のストーリー。
『2』では、前作と比べてある程度史実を基にストーリーが展開されている。
最初は、「小田原の役」の遅参から展開し、「長谷堂城の戦い」、「大阪の役」と続いていく。
ただ、最終的には徳川家康と対決するといった政宗らしいIF展開となっている。
『3』では、これまでとはまた違いストーリー冒頭で父・伊達輝宗を撃った過去に
触れている。また雑賀孫市を従えて天下を狙うといったオリジナル要素が入れられている。
そして、戦いの中で直江兼続、真田幸村、前田慶次らとの絆と共に、
自身の天下への考え方の変化を中心に描かれる。
容姿
『1』においては、かなり幼い容姿をしている。
『2』以降では、シリーズを重ねるごとに多少の幼さを残しつつ、青年武将に
成長していくこととなる。
衣装は、全シリーズ通して、史実で政宗が被っていた
また胴丸の中心には家紋である「竹に雀」の意匠が入れられている。
イメージカラーは緑。
『1』では、黒を基調とした鎧姿をしている。
背中にはマントを羽織り、靴の足先にはまるで龍の爪のような意匠が見られる。
ちなみに、籠手はゴムで出来ているらしい。
他の作品に比べて地味に印象を受ける。
『2』では、前作とは打って変わってかなり煌びやかな鎧姿になり
まさに伊達男といった風貌をしている。
金色の華美な胴丸を筆頭に、金色の装飾が目立つ鎧姿をしている。
背中には大きな金色のマントを羽織り、そこには堂々と龍が描かれている。
くるぶしの辺りには翼のようなものが付けられている。
『3』では、それまで着ていたマントは無くなり、代わりに黒地の陣羽織を羽織るようになった。
鎧の色も前作の派手な色から抑えられて、体を覆う胴丸も白色となった。
全体的に落ち着いた雰囲気を醸し出し、青年から大人に近づいた印象を与える。
ただ、三日月の前立てもさらに大きくなり、こちらも成長した模様。
バトルスタイル
『1』では両手に持った木刀で使用したコンビネーションで攻撃する。
また「独眼竜ビーム」なる強力なビームを放つ事ができる。
攻撃スピードはやや早くが、通常攻撃はややリーチに欠ける為、
ここぞという時はビームを使った遠距離攻撃が求められる。
『2』以降では、一変して使用武器が陣太刀(軍刀)と二挺拳銃に変更された。
それに伴いそれぞれを持ち替えつつ攻撃するスタイルとなった。
刀による近接攻撃のスピードも速く、銃による遠距離&広範囲の攻撃ができ、
なかなかの使い勝手が良さがある。
特殊技は、挑発で相手の能力を下げたり、前方に銃を乱射する。
その他のキャラクターとの関連
直江兼続とは、史実を反映してか犬猿の仲。
彼曰く政宗は「利に群がる山犬」らしい。
思想がかみ合わない二人だが、『3』でのエンパ、クロニクルでは反発しながらも互いに認めている部分が見られる。
雑賀孫市とは、親友同士の間柄というオリジナル設定が設けられている。
(ただし、史実においても伊達と雑賀は交流の記録がある)
甲斐姫とは、『3』のエンパのストーリーにおいて少女マンガ的展開を見せた。
『無双OROCHIシリーズ』では強大な力を持つ遠呂智に心酔しており
混迷を極める天下を収められるのは彼しかいないと考えている。
無印では条件を満たせば自軍に引き込めるが、魔王再臨では完全に敵役である。