概要
荷室が広く、後席を使っても多くの荷物を積めるのが特徴。後席を畳めば更に多くの荷物が積める。背の低いミニバンとの区別は曖昧であり、同一車種でも2列シートはステーションワゴン、3列シートのグレードはミニバンに分類されることがある。同形状の商用車はライトバンとなる。
元々セダンからの派生である(カローラなど)が、レガシィのようにワゴンをメインに開発された車種、プロボックスのようにライトバンがメインの車種もある。
圧倒的な積載性を誇るミニバンや、趣味性と豪華さを押し出したクロスオーバーSUVに押され気味のジャンルであるが、維持費(燃費やタイヤ代)が安い、全高が低いので立体駐車場に入れやすい、重心が低いので高速域でも安定しているなどのメリットがある。
米国発祥のボディスタイルであり、昔はアメ車などにも多く設定されていたが、北米のフルサイズSUVブームに押されて消滅。今は欧州と日本でしか売れなくなっており、2018~2019年にフルモデルチェンジしたカローラも日本と欧州にしかステーションワゴンタイプを設定していない。