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コモドドラゴンの編集履歴

2020-03-17 14:47:49 バージョン

コモドドラゴン

こもどどらごん

東南アジアの小スンダ列島に棲息する、世界最大級のトカゲの仲間。

爬虫綱有鱗目オオトカゲ科に分類されるトカゲの仲間。コモドオオトカゲとも呼ばれるが、コモドドラゴンは別名である。

東南アジアの小スンダ列島に棲息する。

形態

全長200-300cm(最大313㎝)、体重約70~166㎏。トカゲの仲間では世界最大級。

頑丈な体型をしており、メスよりもオスの方が大型になる。体色は暗褐色や暗灰色一色で、頸部や背面では褐色を帯びる個体もいる。幼体の胴体には黄色い斑点が見られるが、成長に伴い消失する。ビーズ状の微細なを持つ。

頭部は小型で細長い。吻端は幅広く丸みを帯びる。頭部の表皮の下には骨質の“鎧”があり、この為仲間内での争いなどでの大怪我を防いでいる。

四肢は発達し、鋭い爪が生える。


長年に渡って唾液にはバクテリアが含まれており、これによって噛み付かれた獲物は敗血症を起こし、弱ったところを追跡して仕留めると思われてきた。

近年の研究で、実は歯茎に腺があり、そこから唾液に致死性の猛毒を混ぜている事が明らかになり、毒と細菌のダブルパンチで獲物を仕留めることが明らかになった

習性

乾燥した落葉樹林サバンナ海岸などに生息する。地表性だが、幼体は体重が軽い事や大型個体による共食いから逃げる目的もあり、主として樹上で生活する。昼行性で、早朝や夕暮れ時に日光浴を行って体温を上げ、日中は体温が上がりすぎると岩場の影や木陰などに避難し体温を調整する。泳ぎも巧みで、しばしば海を越えて他の島へと行き来する。

外敵に襲われると噛みついたり、尾を打ちつけて応戦する。

肉食性。獲物はけもの道などで待ち伏せ、通りかかった所を尻尾や顎で激しく攻撃して負傷させ、衰弱した所で捕食する。主にイノシシシカなどの大型哺乳類を食べ、体重600㎏のスイギュウを殺した例も報告されている。但し、代謝が低いので狩りは月に1~2度行う程度だと言う。動物の死骸なども好んで食べ、島の「掃除屋」の役割も果たしている。


関連タグ

動物 爬虫類 トカゲ ドラゴン スニゲーター

コモドオオトカゲ

メガラニア 復元図がコモドドラゴンの巨大バージョンとされることもある。

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