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リゾートみのり

りぞーとみのり

JR東日本のジョイフルトレイン、および同車を使用して陸羽東線・東北本線で運行されている列車。

概要

2008年の「仙台宮城デスティネイションキャンペーン」の一環として同年10月1日より陸羽東線で運行を開始した快速列車(不定期運転)の愛称である。

愛称は陸羽東線をイメージする「稲穂」実りある収穫、「温泉」実りあるひととき、「紅葉」実りの「実り多いにしてほしい」という意味から来ている。

仙台駅から東北本線を経由し新庄駅まで運行される。運転日は(変動あり)祝日及び指定日。

車両はキハ48形を改造した専用車両3両が充当されているが、夏場などには中間車を抜いた2両での運転もみられるほか、同じくキハ48形改造のジョイフルトレインである「びゅうコースター風っこ」と連結して運転される場合もある。

2020年3月26日、JR東日本仙台支社より、老朽化のため同年6月の運転を以て引退することが発表された。後継車両の有無は不明である。

車両

外観上の特徴はリゾートしらかみ向けに改造されたキハ48形と似ており、側面窓が拡大されている点なども共通する。両先頭車では前面展望を楽しむことができる。塗装は鮮やかな紅葉を意識した「深排色」をベースに「漆黒」、伊達政宗や稲穂をイメージしたゴールドの装飾が施されている。

中間車は改造前の姿をとどめており運転台も使用可能。このため先頭車の故障時には無事なほうと中間車の2両で運転されたこともあった。

当初はほぼ陸羽東線にしか使用されていなかったが、2015年以降は年末年始を中心に磐越西線などでの出張運転も見られた。

余談

  • この車両は元々、デビュー当時に同じ車両センターにいたキハ28・58形改造のジョイフルトレイン「こがね」(2010年引退)の後継車両として登場したとも言われており、名前が田んぼやお米に絡んだものだったり構造や両数が似通っていたりするのはその名残と思われる。
  • デビュー当時のダイヤグラムは、上述の「こがね」の陸羽東線運転時に使われていたほか、デビューより半年ほど前から直前まで臨時列車「思い出湯けむり」の運転に使用されていた。こちらには修学旅行色に塗り替えられたキハ28・58形2両が充当されており、「リゾートみのり」と入れ替わる形で2008年いっぱいで引退した。

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