概要
2011年の青森デスティネーションキャンペーンに伴い、八戸線向けの観光列車として2011年4月より運行を開始した。八戸~久慈間1往復の運行で、種別は普通列車。土休日のみの運行で、平日は同時刻の普通列車が運行される。3両編成で久慈行き・八戸行きとも一番前が指定席車両になる。
八戸線では2002年からキハ48形2両編成1本をリクライニングシートに変更した編成を使用して「うみねこ」の愛称で1往復運行していたが、これを引き継ぐ形になっている。
キハ48形3両を改造して2002年に「き・ら・き・らみちのく」として登場したリゾートタイプのジョイフルトレイン。「き・ら・き・らみちのく」改造時の外観上の特徴として、「リゾートしらかみ」向けに改造されたキハ48形と似ており、側面窓が拡大されている点などが共通する。両先頭車では前面展望を楽しむことができる。両先頭車が1+2列のリクライニングシート、中間車が畳敷きのセミコンパートメントとなっている。
八戸・下北半島方面のリゾート列車として運行された後、2010年のダイヤ改正で役目を後継車のHB-E300系「リゾートあすなろ」に交代。再改造して「リゾートうみねこ」となり、2011年より営業復帰し、現在に至る。八戸運輸区所属。「き・ら・き・らみちのく」時代は赤系の色だったが、現在は青系の色になっている。
2020年3月29日に定期運行を終了した。同年6月14日に団体列車「ありがとうリゾートうみねこ」が運行される予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止された。
その後、感染症拡大防止の対策を講じた上で9月26日・27日に八戸線と三陸鉄道リアス線で団体臨時列車「ありがとうリゾートうみねこ」が運行され、これにより全ての営業運転を終了した。