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概要編集

五能線経由で秋田と弘前・青森を結ぶ臨時快速列車。夏季は毎日、冬季は土・休日に運行される。1日につき2~3往復。列車名は白神山地に由来。

しかしひらがな表記が災いしてか、「リゾートしがらみ」と空目する者が相次いでいるだけではなく、鉄道ファン向けの雑誌にも同様の誤植がされてしまったことがある。


キハ48形時代編集

リゾートしらかみの車両は、元々キハ48気動車であり(くまげら、ブナはキハ40形)、原形を留めているのは中間に組み込まれている運転台部分のみ。

リゾートしらかみは下記の編成で運行されていた。

青池編成(~2010年)編集

リゾートしらかみの第1編成。元々4両編成であったが、中間車一両が『くまげら』の中間車になり、3両編成になった。

塗装は、白神山地をイメージした白に、日本海をイメージした深青を塗装している。

ブナ編成(~2016年)編集

リゾートしらかみの第2編成。この形式から種車が両運転台のキハ40形となる。しかし、進行方向に対して後ろ側の運転台が撤去され片運転台へ変更、トイレ、喫煙室又は洗面所となったため、キハ48形に改番されている。

この車両は、青池と打って変わって、深緑色が基調となっているほか、客用扉には、ドアチャイムが装備された。

くまげら編成編集

リゾートしらかみの第3編成。先頭車の種車はキハ40。中間車は青池編成からの転用と新規改造。塗装はオレンジを基調として、前述二編成を意識した色の帯が巻かれている。そして、ブナと同じく、客用扉にはドアチャイムを装備する。

車番編集

編成←1号車  3・4号車→備考
青池(4両)キハ48 533・1521・1543・540中間車は他編成へ転用
青池(3両化後)キハ48 533・1543・540中間車は他編成へ転用
ブナ(3両)キハ48 701・1701・702種車はキハ40 506・510・507
ブナ(4両化後)キハ48 701・1701・1543・702
くまげら(3両)キハ48 703・1521・704中間車はもと青池編成の2号車。1・3号車の種車は キハ40 515・520
くまげら(4両化後)キハ48 703・1521・1503・704

HB-E300系導入後編集

2010年12月のダイヤ改正より、青池編成はハイブリッド気動車であるHB-E300系へ置き換えられることとなった。この時に青池編成の中間車がブナ編成に編入、くまげら編成も新たに中間車が組み込まれたことにより全編成が4両編成となった。


置き換えられた残った青池編成の先頭車は2両で1編成となった上で愛称を『クルージングトレイン』とし、JR東日本の各路線に出張運転する団体臨時列車用の車両となったが、他の編成が検査などで運用を離れる時にはその代走として五能線を『五能線クルージングトレイン』として走っている。


2016年7月にはブナ編成がHB-E300系に置き換えられ、その先代ブナ編成は2018年に塗装変更を施した上で「あきたクルーズ号」に改造され4月18日に運行を開始したが2020年に運行終了、8月31日に廃車された。


現在の組成編集

編成 ←1号車  3・4号車→備考
青池HB-E301-1・HB-E300-101・HB-E300-1・HB-E302-1
ブナHB-E301-5・HB-E300-105・HB-E300-5・HB-E302-5
くまげらキハ48 703・1521・1503・704

停車駅編集

秋田駅 - 追分駅 - 八郎潟駅 - (森岳駅) - 東能代駅 - 能代駅 - あきた白神駅 - 岩館駅 - 十二湖駅 - ウェスパ椿山駅 - 深浦駅 - (千畳敷駅) - 鰺ケ沢駅 - 陸奥森田駅 - 木造駅 - 五所川原駅 - 陸奥鶴田駅 - 板柳駅 - 藤崎駅 - 川部駅 - 弘前駅 - 新青森駅 - 青森駅

※森岳駅は1号2号のみ停車。千畳敷駅は2号から5号が季節停車。


関連タグ編集

鉄道 気動車 JR東日本 キハ40系 キハ40キハ48 HB-E300系 JR東日本 列車愛称 快速

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