概要
- 北海道勇払郡安平町追分中央にあるJR北海道室蘭本線・石勝線の駅(K15)。
- 秋田県秋田市大字金足追分にあるJR東日本奥羽本線・男鹿線の駅。男鹿線は当駅が起点となっている。
- 三重県四日市市追分三丁目にある四日市あすなろう鉄道内部線の駅。
- 滋賀県大津市追分町にある京阪電気鉄道京津線の停留場(OT33)。
- 神奈川県伊勢原市にある大山観光電鉄大山鋼索線の大山ケーブル駅の旧称。
- 愛知県瀬戸市にある名古屋鉄道瀬戸線の瀬戸市役所前駅の旧称。
本記事では1〜4を説明する。
このほか、台湾鉄路管理局縦貫線に「追分(ついぶん/ジュイフェン)」駅が存在する。
北海道(JR北海道)
安平町役場追分支所の最寄り駅で、特急が停車する。
駅構造
単式・島式の複合2面4線式の地上駅だが、その構成は駅舎に面した単式ホームの1番線、島式ホームの2・3番線、および2番線の岩見沢・新得方を切り欠いた切り欠き式ホームの4番線となっており、各ホーム間は跨線橋で連絡している。駅の南側で石勝線が室蘭本線を跨ぐ形で立体交差する。他に1・2番のりばの間に中線があり、石勝線の通過線となっている。
利用状況
2021年度の1日平均乗車人員は208人である。
隣の駅
●室蘭本線
安平駅-追分駅-三川駅
●石勝線
■普通
南千歳駅(H14)-駒里信号場-西早来信号場-追分駅(K15) -東追分信号場-川端駅(K17)
秋田県(JR東日本)
秋田市最北端の駅で、潟上市との市境に近い。
普通列車および「リゾートしらかみ」を含むすべての快速列車が停車する。
駅構造
この駅も単式・島式の複合2面3線の地上駅だが、切り欠きホームを持たない。互いのホームは跨線橋で連絡している。また、駅舎南側には、線路の東西を連絡する自由通路がある。
3番線東側には側線が設けられている。
利用状況
JR東日本によると、2021年度の1日平均乗車人員は1,491人である。
隣の駅
■奥羽本線
快速・普通
上飯島駅-追分駅-大久保駅
■男鹿線
上飯島駅(奥羽本線)-追分駅-出戸浜駅
三重県(四日市あすなろう鉄道)
単式ホーム1面1線の地上駅。当駅近くにある海星高校は、野球部が全国高校野球選手権大会に何度も出場している強豪で有名。
隣の駅
滋賀県(京阪)
滋賀県最西端の駅だが、厳密には停留場。駅名は隣の京都市山科区にある「髭茶屋の追分」から。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ電停で、線路の地下と停留場南側の国道1号の地下に南北自由通路が通り、ホームとつながっている。ただし上下線で改札口が独立しているため、改札内でホーム同士を行き来することはできない。
平日の朝方ラッシュと午後〜夜間、および土休日昼間のみ駅員が置かれる。なお、当駅がある辺りは「大津絵」の発祥の地と言うこともあり、800系に対応してホームを改良した際、ホーム屋根の壁面に大津絵の複製が2枚ずつ掲げられている。
ホーム有効長は4両。のりば番号は便宜上付けたもので、実際には付けられていない。
利用状況
2019年度の1日平均乗降人員は1,683人である。