概要
史実の蒙毅
始皇帝に重用された重臣で、常に始皇帝と共に仕事をこなし、馬車にも常に同乗した、枢密の腹心であった。
また、彼の兄が蒙恬であり、軍事と行政に長け、太子扶蘇を託されるなど、特別な重職にあった。
後に秦を滅亡へと追いやった悪宦官・趙高が、かつて大罪を犯した際に死刑とすべきと意見したことから趙高の恨みを買っており、始皇帝亡き後に李斯を屈服させて二世皇帝に公子胡亥を擁立した趙高によって謀殺されてしまう。
この直前、蒙毅は始皇帝の頼みで延命の祈祷を頼まれており、始皇帝の傍を離れていた。この千慮の一失が、彼ら兄弟の死と秦朝破滅の遠因になった。
キングダム
CV:水沢史絵
中国戦国時代末期の秦の臣。
蒙武の息子で兄に蒙恬がおり、蒙驁将軍は祖父にあたる。
昌平君のもとで軍師の教練を積んでおり、若年ながらその観察眼は卓越している。
千人隊に拡大した飛信隊の軍師となるよう蒙恬から推薦されたが本人は都合が着かず、代わりに同門であった河了貂が飛信隊に派遣されることとなった。