巨木の 内側を くりぬいた 形の 居住区がある 町
概要
ガラル地方のルミナスメイズの森の奥地にある巨木の森の下に築かれた町。
森と一体になった神秘的な街並みが特徴で、町には周辺の森からやってきたと思しき野生のポケモンも訪れている(中には本来であれば水中に生息しているはずのチョンチーが屋根の上にいたりとどう考えても不自然な光景もあるが)。
ルミナスメイズの森に申し訳程度に通されている道とガラル交通(タクシー)以外では他の街と行き来可能な交通網が存在しないため、ある意味では秘境のような場所でもある。
とはいえ、電気はちゃんと通っている上に、試合が開催されると他の街と同様、スタジアムが超満員になっている様子を見る限りでは、完全に他と隔絶された場所と言うわけではないようである。単に劇中で描写がなかったか、主人公を含むジムチャレンジャーたちが利用できなかっただけで、大勢の観光客に対応できるターミナルや宿泊施設のような場所が他にあったりするのかもしれない。
アラベスクスタジアムのジムリーダーはポプラが務めていたが、シナリオ終盤にビートに交代する。
ちなみに、街の施設は民家を除くとポケモンセンターとスタジアムのみしか存在しない。
同じようなことはスパイクタウンにも言えるが、あちらには1日1回勝負ができるマリィがいるため、金策目的なら多少は立ち寄る理由があるのだが、ここアラベスクタウンにはそういった1日おきに利用できるような要素も一切ないのである。
そのため、ストーリークリア後にはまずお世話になることはなくなるため、他の街と比べると聊か影の薄い存在となってしまっている感は否めないだろう。
街の光景や流れるBGM等、美しく幻想的な雰囲気に惹かれるファンも多いのだが、それだけにストーリークリア後ももっとピックアップされるような要素が欲しかったと残念がる声は多い。
実際のイギリスの地図に当てはめると、アラベスクタウンのある場所はノッティンガム周辺に相当するが、上記のように巨木の森の下にあるという設定のためか、街の景観はまったく異なったものになっている。
施設
- ポケモンセンター
- アラベスクスタジアム