概要
『鬼滅の刃』の登場人物、蛇柱・伊黒小芭内と恋柱・甘露寺蜜璃のNLカップリング。
鬼を嫌い、いつもネチネチと人を口撃している伊黒小芭内。
一方、素敵な殿方との縁談目的で入隊した甘露寺蜜璃。
身長差は5cmで、小芭内の方が二歳年上。
どんな人物にも嫌味で上から目線の言葉が多い伊黒は蜜璃にも小言を言っているのだろう、と大方の読者は思っていたが…
しかし実際の二人は…
扉絵で2人で外食、何杯もおかわりをしたであろう蜜璃を伊黒が隣で優しげに見つめていたり、蜜璃の履いている緑と黒のストライプのニーソックスが(露出度の高い衣装を心配してか)、伊黒がプレゼントしたものであることが判明したり。
そして、柱稽古編では蜜璃の地獄の柔軟を受けた一般隊員に憤って柱に縛りつけ(後に現れた炭治郎はその惨状を処刑場と表した)、更に炭治郎は一般隊員たちを避けつつも伊黒の蛇の様に曲がる攻撃も避けなければならないという厳しすぎる稽古をつけられている。
因みに伊黒と蜜璃の二人は文通しており、炭治郎のことは蜜璃からの手紙で把握していたので、稽古では余計に当たりがきつくなっていた。
なお、稽古終了時には「馴れ馴れしく甘露寺と喋るな」と明確な牽制もしている。
一方、蜜璃も伊黒のことはいい人だと考えているうえ、柱合会議編ではキュンときている。
ただ、その時のキュンときたポイントは「ネチネチしてて蛇みたい」と蜜璃の人柄を知らなければ誉め言葉か貶し言葉か、判断が難しかったが。
また、おばみつ好きなら公式キャラブックは必見。
蜜璃は同性のしのぶも含め、柱全員にキュンとしているようだが、その中でも特に伊黒と食事をしたり文通をするのが楽しいらしい。また、伊黒は本気で甘露寺に好意を寄せているようである(一目惚れだったらしい)。
そしてノベライズ第二弾『鬼滅の刃 片羽の蝶』も必見。第3話と第5話にて、おばみつを余すことなく堪能できる。
(一部の読者からは、『恋柱にガチ恋柱』という渾名が付けられているとかないとか…)
ネタバレ注意
※本誌200話ネタバレ
「私、私伊黒さんが好きっ!」
「伊黒さんと食べるご飯がいちばん美味しいの、だって伊黒さん私のことすごく優しい目で見ててくれるんだもん」
「伊黒さん伊黒さんお願い」
「生まれ変われたら、また人間に生まれ変われたら」
「私のこと、お嫁さんにしてくれる?」
『勿論だ。』
『君が俺でいいと言ってくれるなら、絶対に君を幸せにする。』
鬼滅の刃の公式カップリングであり、現世で結ばれる事が叶わなかった悲劇のカップリングである。