概要
山野バンが発案した「アキレス計画」によって生み出されたLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
バンがLBXを再び平和の象徴とする為に、タイニーオービット社に開発を委託。かつてのアキレスをベースとしているが、コアスケルトンにはAX-00よりも遥かに高性能な「GX-01」を使用。排熱系の更なる効率化と通信感度の向上に加え、頭頂部のセンサーはオーディーンMk-2やアキレスD9のものを踏襲している等、2056年の技術を多いに活用している。
基本装備は、二又の槍「ツインパイルランス」と、大型の盾「フレイムディフェンダー」。
必殺ファンクションは、歴代バン機伝統の「超プラズマバースト」。また、後述のカスタム後は、オーディーンMk-2の「グロリアスレイ」も使用した。
作中での活躍
ゲーム版では初期の頃から登場していたが、メディアミックス作品に登場したのは3作目『ウォーズ』の後日談にあたる公式外伝『LBX烈伝』からであり、山野バンの機体として登場。
物語の終盤、エンペラーM5やディ・レギウディアに対抗する為に、大破したこの機体にオーディーンMk-2のパーツを組み込んだ、「アキレスⅡカスタム」として生まれ変わる事になる。
機体性能の向上はもちろん、オーディーンMk-2には及ばないものの、飛行能力を手に入れた事で空中戦にも対応できる様になった。
また、ツインパイルランスにはリストレイターのビーム機構を取り入れる事で、より多彩な攻撃を可能としている。
さらに、歴代バン機恒例のトランザムじみた特殊モードとして、「WV(ダブルブイ)モード」も使用可能。
ちなみに、作中では飛行形態に変形する描写も見られるが、実際のプラモデルで再現する事はできない。
最終決戦では、ディ・レギウディアの圧倒的な力の前に終始押され気味ではあったものの、最後はアラタのアキレス・ディードカスタムとの合体必殺ファンクション「ダブルレイウィング」により、ディ・レギウディアの撃破に成功した。
余談
プラモデル化される前は、先代アキレスの基本装備である「アキレスランス」と「アキレスシールド」をグレードアップした、「アトラスランス」と「アトラスシールド」を基本装備としていた。
しかし、プラモデル化にあたり、ゲーム版『ウォーズ』の裏ランキングバトルでバンのアキレスⅡが装備していたツインパイルランスとフレイムディフェンダーが、アキレスⅡの正式な基本装備という事になった模様。
