「今のぼくはぜんぜん負ける気がしないッ!」
概要
ジョジョの奇妙な冒険第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物。小学6年生の11歳。
通称「ジャンケン小僧」。
「写真のおやじ」によりスタンドの矢で頬を射抜かれ、スタンド使いとなった。頬に開いた穴からは口に含んだものがこぼれたりするが、本人は何も気にしていない様子。
言動からして「尊敬に値できる大人に勝って乗り越えることで成長できる」という人生観を持っている模様。
吉良吉影を探す岸辺露伴の前に現れ、「ジャンケンをしよう」としつこく絡んでくる。「社会的成功者である露伴を打ち負かして乗り越えたい」というのが動機だったのだが、勝負の最中にスタンド能力が徐々に開花し、露伴のスタンド「ヘブンズ・ドアー」を奪おうとする。
3勝すれば勝ちの5回勝負で2勝して露伴を追い詰めるが、「自分の『運』を乗り越える」という露伴の覚悟(と計略)の前に逆転負け。赤ん坊を人質にとって再勝負を挑むも、あっという間に全敗する。そして「ヘブンズ・ドアー」によって「一生ジャンケンに勝てなくなる」「スタンドはボロボロになる」と書きこまれそうになるも、「自分の精神を左右されるくらいなら死んだ方がマシ」と道路に飛び込み自殺を図ろうとする。だが、その根性が気に入った露伴に救われ、「その能力、悪用するなよ」と見逃され、今度こそ完敗を認めた。
しかし、いつの間にか静が姿をくらませたため、露伴と一緒に慌てていた。この後探すのを手伝ったのだろうか?
露伴とのジャンケン勝負時における演出のオーバーぶりと、文字通りのぶっ飛びっぷりは有名で、しばしばパロディに用いられる。
スタンド 『ボーイ・Ⅱ・マン』
鎧に身を包んだ巨体の甲冑騎士かロボットのようなスタンド。賢曰く「カッコいいもの」。
ジャンケン勝負に勝った人間からスタンドを奪うことができる能力。
一度の勝利で3分の1を奪うことができ、奪った時点で相手の能力の一部を自分も行使することが可能。更にスタンド使い本体の腕まで操り、自分で自分を殴らせるという芸当もできる。
相手がスタンド使いでない一般人ならどうなるのかは不明。
条件付きながらも「スタンドを奪う」という反則的な能力から「最強のスタンドは何か?」議論では必ずと言って良いほど話題に出る。
担当声優
坂本千夏(TVアニメ)
関連タグ
リンゴォ・ロードアゲイン…同じく「勝負に勝つ」ことで成長を信じているスタンド使い