概要
原義では「男性社会の中で特権的な地位に得た女性」を指す。
男性優位的な秩序を崩されると自身の地位も失うので、政治的には保守主義者であることが多い。
インターネット上では、フェミニズムに反対的な女性が「名誉男性」とフェミニストから呼ばれ、蔑まれる。極端なミサンドリー主義の女性活動家は男性の淘汰・撲滅を目標としており、フェミニストデモに男性が参加することすら嫌悪する女性もいる。そうした女性からすれば、男女平等を謳うフェミニストすら「名誉男性」に見えるという。
つまり、何が中立で、何が正義かは、各人の視点によって大きく違うことを意味している。
なおネット上では性別を偽るユーザーも珍しくない。自分を女性と偽った男性のアンチフェミニストも確実に存在する。(中にはトランスジェンダーの人もいる)
対義語に名誉女性という言葉はないが、フェミニストという語は辞書的に「女性を甘やかす男性」という意味も含んでいる。
関連項目
名誉白人:アパルトヘイト時代の南アフリカにおいて日本人、台湾人、韓国人らは白人と同じように商業活動することが許されたため「名誉白人」と呼ばれたが、実際はほとんど差別対象であった。