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編集者:バーサル1990
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概要

テレンス・リッツマン博士の主導によってグラナダで開発された、ジオン公国軍の試作モビルスーツ(MS)。型式番号MS-19N。専用機かは不明だがサイコミュを用いる武装を搭載しており、パイロットであるエファ=ガラドリアル准尉もフラナガン機関出身のニュータイプである。

本機の特筆すべき点として、「潜宙モード」と呼ばれる程の高い低観測性を発揮する「戦術ステルス機」であることが挙げられる。

その能力は機内の優れた熱処理装置の賜物で、熱探知センサを無力化する上に、マットブラック単色の宇宙用迷彩の採用を可能としている。これは効果的ではあるが、機体に熱が溜まりすぎるため普通は使えない塗装であり、光学的手段によっても極めて見つけにくくなっている。

反面、ミノフスキー粒子の普及もあってか、現実におけるステルス機が重視しているレーダーに対してのステルス性は考慮していない模様。

相対したジム・コマンドのセンサーは本機をまったく捕捉できなかったが、あくまでも「極めて目立ちにくい」機体であり、投入されたソロモン戦ではソーラ・システムの照射が逆光となって機影を発見されている。

その他に武装として、頭部の「口」の部分と両肩に計7門のビーム砲を、頭部に2門のバルカン砲を、ビームブレード1基を装備する。また、オールレンジ攻撃を可能とする攻撃システムを両腕に計2基接続しているが、ビット(あるいはファンネル)といった固有名詞は作中では語られていない。

また、対ビーム装甲(ABA)を全身に纏っている。

作中ではムサイ級「ヘル=ホーク」を母艦としてソロモン戦に投入され、存在を探知されぬまま地球連邦軍のMS部隊を屠っていくが、AI「ファントムシステム」に制御された無人MS「ゼファーガンダム」に捕捉され、これと交戦。

最終的には相討ちに近い形で撃墜されるが、ガラドリアル准尉は自我を目覚めさせたゼファーの判断によって救助されている。

なお、型式番号「MS-19」はドルメルと重複しているが、両者の明確な関連性は不明。ただし、ドルメルを取り上げた『GAME'S MSV』#97では、「MS-19のN型」としてカタールの名前が言及されている。

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