概要
(主に市街地において)建物がなにも建っていなくて空いている土地。単に「空き地」と言った場合、多くの場合建物の跡地や開発用地(更地)であり、レクリエーションやイベント会場、災害時の避難などのために空けてある土地は「広場」という。
なお、ビルやマンション敷地において、一般人の自由な通行が可能な区域を公開空地という(広い歩道のように見えるものが多い)。これは単なる空き地ではなく、防災や通風、日照の確保のために設けられており、私設の広場というべきものである。
創作物において
街に街区公園(児童遊園)が少なかった時代は子供たちの遊び場になっていた。藤子不二雄作品や赤塚不二夫作品などに空き地と土管が描かれたのは、主に昭和30年代から40年代。当時は下水道が盛んに建設されていた時期であり、片隅に土管が積み上げられていた空き地も多かった。※昭和レトロ記事も参照
現在は建築資材が置かれている空き地はフェンスで囲われているので、子どもの遊び場となることはない。