概要
ジェノックに移籍した法条ムラクの専用機として開発されたLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
激化するバンデットとの戦いに備え、木場カゲトと仙道キヨカが共同で開発(ただし、設計自体はカゲトがロシウスにいた頃にしていた)。
機体カラーはガウンタ・イゼルファーと同じ紫色で、「ヴァイオレットデビル」らしく外観も悪魔的なものになっている。
また、2055年の技術では耐久性の問題でLBXへの搭載は不可能とされた「マルチアクセラレイター」の搭載に成功しており、従来のLBXを上回るパワーと機動力を獲得。ただし、無理にマルチアクセラレイターを搭載した代償なのか、操作してから機体が動くのに少しの間ラグが生じるという欠陥持ちとなってしまった。
その為、常に敵の行動を先読みしつつ操作しなければならず、ムラクの卓越した操作技術ありきの機体とも言える。
基本装備は、剣「マグナスブレード」と、盾「マグナスシールド」。
元々二刀流スタイルを得意としていたムラクだったが、防御面ではブロウラーフレームに劣るナイトフレームへの移行に伴い、カゲトの配慮で盾を装備させる事になった模様。
必殺ファンクションは、3体に分身し3方向から相手を切り裂く「カタストロフィ・D(ドライブ)」。ゲーム版では、ヒロの宇宙英雄ペルセウスSもこの必殺ファンクションを使用する。
アニメの後日談にあたる『LBX烈伝』では、機動力不足を克服する為にジンのエンペラーM3に本機の予備機のパーツを組み込んだ機体として、「エンペラーM3カスタム」が登場している。
派生機体
MO(マグナオルタス)タイラント
黒とオレンジを基調としたカラーリングとなった、マグナオルタスの強化機体。
裏ボスバトルの「最強ワイバーン」を倒す事で、パーツを入手する事ができる。
ただし、『ウォーズ』は前2作と比べてパーツのドロップ率がかなり低く、レベル上げや、専用武器「LDワイバーンブラスト」と「LDワイバーンバースト」のドロップも狙うといった別の目的も設けておかなければ、周回作業のモチベーションを維持するのは難しい。
