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ゴッド・マジンガーの編集履歴

2020-06-09 03:24:33 バージョン

ゴッド・マジンガー

ごっどまじんがー

マジンガーZの最終後継機種のスーパーロボットにして、マジンガーシリーズの最終作を飾るはずだったアニメ企画。 ちなみに同名の企画は、本項および石像としてアニメ化されたものの他、もう一種存在する。

石像の方はこちらに。→ゴッドマジンガー

概要

1975年頃、マジンガーシリーズの最終作を構想していた永井豪ダイナミックプロが東映動画へ提出した『グレートマジンガー』の次番組としての企画書が出自である。複合的な要因により頓挫し、最終的には『UFOロボグレンダイザー』が制作された。

この企画はマジンガーシリーズを決着させる意図を持って製作予定だった事もあり、ファンの間では有名で、後年のムック本で当時の主役機のデザイン画と大まかなあらすじが載せられた事から、比較的著名である。


企画書に於ける大まかなあらすじ

 ミケーネの猛攻を退けたグレートだが、地獄大元帥は最終決戦の準備を整えていた。

 それに対抗するため、弓教授は光子力エネルギーを遥かに凌ぐ新エネルギー、反陽子エネルギーの開発に成功。これを超合金Zに照射する事で、超合金NZ以上の、強化された新たな超合金を産み出す事が可能になる。

 それこそが、超合金GZ

 そして弓教授の手により、Zを一度解体し、超合金GZ製の新たな外装を取り付け、反陽子炉を搭載する事で、新マジンガーに改造する計画が着手されていた。

 しかし、専用新パイルダー「マシーンウル」が完成した時点で、地獄大元帥の攻撃が始まってしまった。


グレートマジンガーの奮戦虚しく、科学要塞研究所地獄大元帥の猛攻で陥落した。光子力研究所ではマジンガーZを改造して新マジンガーにする作業が進められていたが、作業は遅延。

 グレートに反陽子炉を搭載して出撃して撃退し、かろうじて時間を稼ぐ。しかし、超合金NZでは反陽子エネルギーは耐えきれずグレートは修復不能なほどに半壊。更には鉄也も半身不随になってしまった。

 そして、炎ジュンも犠牲になり、『ゴッド・マジンガー』は完成。甲児が乗り込み、ミケーネ戦闘獣軍団を粉砕する。


 闇の帝王はこれに激怒。地獄大元帥に自らの正体を明かし、最終決戦に備える。

 甲児たちもまた、新たに前線基地『ゴッドの砦』を建設。甲児はさやか、そして『ゴッドの砦』指揮官となった鉄也とともに、ミケーネ帝国との最終決戦に挑むのだ!



主役機としての概要

何分、企画書の段階で没になった機体なので、情報が乏しい。

分かっているのは獣型パイルダーがあり、エネルギーは反陽子である事、武装に観音開きブレストファイヤーがあることだけである。

 さらに、腕の形状はグレンダイザーに似ており、スクリュークラッシャーパンチに似たパンチを発射できる様子。

 頭部の形状は、グレートおよびカイザーのような尖ったデザインとは全く異なる、独特なもの。かろうじてZに近いとも言えなくはないが、口元の格子状のパーツが無いため、一見したら「マジンガー、もしくはその系譜にあるロボット」にはとても見えない


 動力源は、反陽子。光子力を遥かに凌ぐ超エネルギーで、グレートに反陽子炉を搭載しても、超合金NZでは耐えきれず、活動不能になってしまう。

 また、全身を構成するのは、超合金GZ

 超合金Zに反陽子エネルギーを照射する事で作り出される金属で、おそらく超合金NZ以上の強度を持つと思われる。


 パイルダーは「マシーンウル」。大きさがパイルダー並のメカ狼といったデザインで、等身大の敵に対しての戦いに用いられるものと推測。背中にホバー(ジェット)パイルダーのような風防のコックピットが存在し、甲児がそこに乗り込んで操縦する。

 飛行能力の有無は不明。また、ゴッド本体へのパイルダーオンもどのようなものかは不明。形状からして、変形するものと予想される。


CBゴッドマジンガー

もし実現していたとしたらこうだったかは定かではない。



もう一つの企画


「ゴッドマジンガー」にはもう一つ、実現しなかった企画がある

 1980年代頃に企画されたもので、ジャンルは「スペースオペラ」もの。劇場公開作品として企画され、ダイナミックプロや永井豪御大によるキャラデザインとメカデザイン、そして荒木伸吾・姫野美智両氏によるアニメ用キャラデザインも残されている。


劇場版「ゴッドマジンガー」あらすじ


 超未来、冥王星付近のスペースコロニー「ネオフロンティア」の提督の息子、ジョー・スタボーイが、スタイロス星の王女・フローリアを救出する事から始まる。

 フローリアは、超エネルギー物質「ドリームーン・ストーン」を有しており、ロボット魔王ギャラディーンはそれを狙っていた。

 スタイロス星はギャラディーンの軍団により滅亡。スタボーイはフローリアの願いで、ともに地球に向かうが、ギャラディーンの追手により父アーネストを殺される。

 地球には、邪悪を倒す強大なる伝説の魔神が存在するという。

 地球の武器商人・ガークを味方にして、ギャラディーンの魔の手から逃れるスタボーイとフローリア。

 やがて、地球の伝説の地で、一人の老いた科学者……カブト博士に出会う。

 ドリームーン・ストーンは、魔神の起動キーで、その魔神こそが、巨大ロボット「ゴッド・マジンガー」。

 しかし、ギャラディーンの兵士たちにより、フローリアは捕らわれてしまった。


 果たして、ゴッドマジンガーは復活するのか。そしてスタボーイは、ギャラディーンを倒す事が出来るのか。


※この作品におけるゴッドマジンガーは、Zに似たデザインのグレンダイザーといった趣。

 巨大ロボットというより巨大人型宇宙船のようでもあり、巨大宇宙船ビッグタイタンとドッキングが可能。その際のデザインは、スペイザーと合体したグレンダイザーを彷彿とさせる。

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