概要
団龍彦の小説「スーパーロボット大戦」に登場するロボット。
機体デザインは石川賢。
同作における、究極のマジンガー。原案はグレートマジンガーの後番組企画の同名の主役機(予定)で、そのリボーンにあたる存在の一つで、マジンカイザーのアレンジデザイン。
以下、ネタバレあり
機体の概要
対デビルマジンガー用に兜剣造博士が遺した設計図を基に、弓弦之助教授がマジンガーZを改造して誕生したマジンガー。元々、兜剣造博士は同機をグレートマジンガーの強化発展機として設計していたが、デビルマジンガーへ対抗するための機構を組み込んだ結果、甲児の乗っていたマジンガーZを改造するのを前提にした仕様とされ、完成された。従って、設計はグレートの発展型に位置する。甲児搭乗のマジンガーであり、Zの生まれ変わりでありながらも、グレートマジンガーの血が色濃い機体という、珍しいパターンであった
なお、そのデザインはマジンカイザーに酷似しているが、カイザーとの大きな違いは、胸部にある。
胸部のZのマークが、カイザーは胸の放熱板の中央部に位置しているが、ゴッドは喉元に位置している。
他にも、頭部やパイルダー=ゴッドファルコンなどの形状に違いがあるが、全体的なデザインラインはカイザーと共通しており、マジンガーの進化形態の一つとして捉える事もできる。
武装
:ゴッドファルコン
専用パイルダー。形状はブレーンコンドルに近い。
合体時は「ファルコンON!」
:ゴッドスクランダー(名称不明)
背中に内蔵した、スクランブルダッシュと同タイプの翼。
:エネルギー剣(名称不明)
ゴッドの両手を広げ、かざす事で実体化させる剣。
:ゴッドスパーク
エネルギー剣を天にかざし、周囲に電撃を放つ技。サンダーブレイクの強化版と思われる。
:ゴッドトルネード(名称不明)
口から放つ突風。ルストハリケーンやグレートタイフーンに相当するが、酸は含んでいない様子。しかしデビルマジンガーを回転させ、巻き上げるほどの風を放つ事が可能。
:スーパーノヴァ
胸部から放つ白熱光線。Zのブレストファイアー、グレートのブレストバーンに相当する。
:光子力ビーム
両目から発射する光線。原型がZであるため、当初から搭載済みの武装だが、Zよりはるかに強化されているものと思われる。
また、劇中にはロケットパンチに相当する装備は出てこなかったが、おそらくは使わなかっただけで、搭載しているものと思われる。