かつて国鉄に存在していた2車体連結8軸方式の直流電気機関車。1954年から1957年まで64両製造され、東海道本線と山陽本線で貨物列車牽引にて活躍した。国鉄での分類は「旧型電気機関車」で最後の旧型電気機関車であった。真っ黒な塗装に細い黄帯が特徴で、愛称は「マンモス」または「熊ん蜂(塗装から)」。1981年引退、1982年までに廃車された。
余談ではあるが、15号機(この機のみ茶色塗装)の高速牽引試験の結果を生かして旅客用バージョンのEH50形も計画されたが、電車方式のほうが効率がよかったため幻の計画となった。
現在は、唯一61号機が大阪市東淀川区の公園に保存されている
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EH500(同じく2車体連結8軸方式で「平成のマンモス」とも呼ばれている)