最終学歴が小学校卒業の人。戦後の日本で生まれ育った人の場合は中学校までは義務教育のため基本的に存在しない(1日も登校しなくても卒業扱いとなるため)。
戦前生まれの人の場合
昭和22年4月1日以前は義務教育が小学校(尋常小学校→国民学校)までだったので、昭和10年以前の生まれであれば小卒はさほど珍しい事ではない。ただし下記の「実在の人物」に挙げられている人物はいずれも高等小学校を卒業しており、これは現代の中学校(新制中学校)の1~2年に相当する。
主な小卒
実在の人物
- 田中角栄(実際は当時学制上の学校でなかった中央工学校卒)
- 本田宗一郎(ただし浜松高等工業学校=現在の静岡大学工学部=に聴講生として通っている)
- 松本清張
- 川内康範
- 水木しげる(武蔵野美術学校中退)
- つげ義春(家が貧しかったこともあり義務教育である中学校に進まず、兄が勤めるメッキ工場の見習い工として就職した)
架空の人物
アインズ・ウール・ゴウン(書籍版)