ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

里樹(薬屋のひとりごと)の編集履歴

2020-06-21 04:41:04 バージョン

里樹(薬屋のひとりごと)

りーしゅ

里樹とは、ライトノベル「薬屋のひとりごと」に登場するキャラクター。

概要

 里樹とは、ライトノベル「薬屋のひとりごと」に登場する上級四妃の一人である。

 色々と小動物系な美少女。つるぺた。作中指折りの不遇キャラ。

 里樹妃と呼ばれることが多い。


物語開始時点のプロフィール

徳妃
住居金剛宮
年齢14歳
イメージカラー
出身地まだ明確な描写は無い
氏族「卯」の一族の直系。亡母が本家、父が分家。
CV未定

人物

経歴

 いわゆる劇中でいうところの「名持ちの一族」である卯の一族の、劇中で唯一生存している直系(本作では十二支にまつわる苗字を持つ氏族は特別な名家ということになっている)。だが、時代は先帝の頃に実権を握っていた先皇太后(通称女帝)によって家柄主義から実力主義に移行しつつあり、一族自体は落ちぶれつつあった。

 こういった背景からか、9歳にして重度のロリコンだった先帝の妃となり、わずか数年で未亡人として尼寺に出家する羽目となる。南の太守をしているエロじじいに妾扱いで政略結婚寸前ところ、それを哀れに思った阿多妃と現帝が再び上級妃とする形で引き取り、冒頭の立ち位置となっている。

 だが、二度目の後宮も里樹にとっては苦痛なものとなる。まだ幼く世間知らずな上に、あまつさえ「亡き夫の息子に嫁ぐ」という節操の無い入内を果たし、上級妃にも関わらず本来の後宮の役目である「帝のお通り」が無いことから、自分の侍女にすら蔑まれナメられ虐められている。

 政略結婚で9歳から振り回された挙句、その後も登場する度に概ね酷い目に遭うため、猫猫をして「不幸体質」「薄幸の姫君」「不憫過ぎて助けずにいられない」と評されている。


 なお、里樹妃の亡き母は現帝・阿多妃の幼馴染である。

 幼少の頃は当時まだ東宮だった帝の膝に乗って「ひげのおじちゃん」と呼んで懐いていた。今の里樹がやったら心臓が止まるだろう(それ以前に絵面がヤバイが)。

容姿

 栗毛色をカールで整えた、中華風ロリータとでも言うようなファッション。顔立ちは可愛らしい。

 初登場時は桃色をベースにしており、赤を基調とする玉葉妃と被っており「空気の読めない子」にみられたが、これも侍女達の嫌がらせ。本来五行に従うなら「白(金徳)」だった筈のところ、幼い本人は気付かなかった。

 猫猫曰く「ひんそーでひんにゅーでちんちくりんな私よりつるぺた(注:意訳です)」とのこと。残念だが、経歴が違ってもおっぱい星人な現帝のお手つきはなさそうである…一応まだ成長期だが、実は貧乳を気にして育てようとした経緯もあるらしい(そしてそれも空回った)。


性格など

 初登場の園遊会でこそ居丈高で強気を装っていたが、空回り。幼い頃に亡くした母が恋しい14歳。

 基本的に気が小さく、小動物のようにビクビク萎縮している場面が多い。上級妃と言う立場が自分には過ぎたものと思い、他の上級妃に劣っていると捉えている。読み書きができる時点で、この世界観では良い教育を受け力をつけている方に思われるが…他の上級妃は割とチートスペックなので比べる対象がおかしいのだが、こういったことも里樹の自信の無さに拍車をかけている。

 また、後宮という伏魔殿の上級妃なのに赤くなったり青くなったり顔面が忙しく、隠し事もできない。猫猫すら心配しているが、見方によっては可愛いキャラで、読者視点からは所々で殺伐としがちなストーリーでの清涼剤かもしれない。作中では、母の形見を胸に人目憚らず涙でくしゃくしゃになるシーンもある。

 なお、猫猫には何度か助けてられたにも関わらずオドオドした態度しか取らないので、猫猫としては地味に傷ついていた。物語が進むと意外と猫猫を信頼していることが判る場面が出てくる。


 経歴の関係からも判るが、生娘である。そればかりか、後宮に入内していながら色事に全く耐性が無い。

 猫猫講師の上級妃向け「花街流、保健体育の授業」を受けた時は魂が抜けており、講義終了後は「ぜぇったいむり」と涙目で柱に頭をゴンゴンぶつけていた。…が、その時の「教科書」はちゃんと持ち帰った。その後、自室で本を読んで鼻血を吹いていたことがあったそうだが、深く掘り下げないのが優しさだろう。

 

関係者

侍女頭

 劇中にて里樹妃へのいじめが外部に発覚し、最初は毒味役だった侍女の「河南」に代わっている。

侍女

 多くの侍女につき、登場して間も無く里樹妃への忠誠心が無いことを猫猫に見抜かれている。

実家の親族

 父の卯柳と異母姉が登場。

その他

 阿多妃

 実質的な保護者。里樹が最も信頼し慕っている人物。

 阿多妃も子を亡くした上に、子を産めない身体になっている点などから猫猫は「いびつな共依存」と推察している。尤も里樹の母親とは親友だったので、亡き友への友情といった部分もあろう。

 現帝も実の娘のように思っている節がある。

 




































里樹の不遇エピソード(ちょっとネタバレあり、時系列シャッフル)

・幼少期に蜂蜜を食べてボツリヌス症になり死にかける。

 本人はしっかりトラウマになっている。

・幼くして母が没する。

・異母姉からいじめを受ける。

・9歳で入内してから政略結婚でたらい回し。

・後宮でもいじめに遭う

・転落死しかける。

・園遊会で恥をかくよう仕向けられる。

・大切にしていた鏡を奪われそうになる。

・魚介アレルギー

 その魚介をよりによって園遊会で食わされそうになる。

・毒殺されかける。

 いじめのお陰で回避

・乳糖不耐症(多分)

 胸を大きくしたくて頑張ってお腹を壊す。

 ていうか、実は貧乳を気にしてたのね…。

・盗賊をけしかけられる。

・怪しげな薬を嗅がされる。

ライオンに殺されかける。

・不貞を疑われ、幽閉される。

 しかもその証拠を突きつけてくるのが元侍女頭

 おまけに幽閉された所が謀略の主犯格の隣あわせ

・信じていた筈の猫猫に手をワキワキさせ生娘か否か「直接」確認される


作者はこのキャラに恨みでもあるのだろうか?







































関連イラスト

「いらっしゃいま」

関連タグ

薬屋のひとりごと

猫猫壬氏

玉葉(薬屋のひとりごと) 梨花(薬屋のひとりごと) 阿多(薬屋のひとりごと)

悲劇のヒロイン


この記事のカテゴリ

小説

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました