概要
バイオハザードシリーズでお馴染みの回復アイテム。
ラクーンシティ、またはその郊外に位置するアークレイ山地に自生する植物で、見た目は普通の観葉植物であるが、最大の特徴は命に関わる負傷でも回復できるほどの治療効果であり、各種ハーブを組み合わせて調合することで得られる効果を増強、または新たな効果を得る事も出来る。
ラクーンシティの住人にとっては身近な存在で、各人調合の知識や技術を習得しており、普通に食用としても用いられている。
『アウトブレイク』シリーズではT-ウイルスの侵食や症状を抑制する効果があり、『RE:3』では虫下しの効果もあることが判明した。
各種ハーブについて
主に緑・赤・青の計三色のハーブがあり、上述通りそれぞれ効果が違う。長らく色以外は見た目はペパーミント風で統一されていたが、『RE:2』などでは見た目も大きく異なるようになった。
- グリーンハーブ
最もオーソドックスかつ入手量が多いハーブで、体力を回復する効果がある。同じグリーンハーブを調合する事で回復量を高める事も可能。一部の作品ではプランターで設置してあり、アイテムとして拾う事は出来ないが何度か回復に利用可能。
『7』ではハーブで唯一登場しており、単体では回復量は微々たるものだが、各種薬液とクラフトする事で回復薬を作れる。
また、『7』や『RE:2』などでは、見た目がローズマリーかフェンネル風になっている。
- ブルーハーブ
動物または虫などの毒を治療する効果があり、ゲーム中では毒持ちの敵が出現するエリアで入手する機会が多い。一部の作品では同じくプランターで設置してあり、こちらも拾う事は出来ないが無制限に毒を治療出来るためかなり有難い存在。なお、何でも解毒出来るわけでなく一部例外もある。
『RE:2』では、レッドハーブと調合すると一定時間受けるダメージが減る防御力増加、更に持続中は毒攻撃を無効化する事も可能になった。また、見た目に関してはパッと見た雰囲気からサボテンにも見えるような独特の形状になっている。
- レッドハーブ
他のハーブと調合する事でその効果を高める事が出来るが、レッドハーブ単体では効果が無い(GAIDENとアウトブレイクシリーズのみ例外)。色と見た目からしてシソの葉そっくり。
『RE:2』では、ブルーハーブと組み合わせる事で防御力増加+防毒の効果を得る事が可能。また、食用に用いられる事もあるという設定からか、見た目がますますシソの葉に酷似したものになった。美味しそう。
- イエローハーブ
初出は『GAIDEN』。後に『4』と『バイオハザードレジスタンス』にて効果を変えて登場。
『4』では単体では使用出来ず、グリーンハーブ(またはこれにレッドハーブと調合したもの)と調合して初めて使用可能で、体力の最大値を上昇させる。『バイオハザードレジスタンス』では攻撃力と防御力を上昇させる効果。
調合レシピ
前述通り、各種ハーブは調合が可能。組み合わせによって効果や色が異なるが、一部作品を除き、多くは茶色の薬包紙の上に粉末状となったハーブが乗っているものとなっている。
ハーブは単品では嵩張り場所を取ってしまうことが多いため、アイテムの所持枠に余裕が無い場合は早めに調合して枠を空けておきたい。(3つのハーブを組み合わせれば1枠で済む)
- グリーンハーブ+グリーンハーブ
体力を中回復する。これにもう一つグリーンハーブを加える事で全回復効果となる。
- グリーンハーブ+レッドハーブ
体力を全回復する。調合数を抑えつつ、アイテム欄圧迫防止も兼ねているため、需要は高い。
- グリーンハーブ+ブルーハーブ
体力小回復+解毒効果。ほとんどの毒攻撃は同時にダメージを受けるため、こちらも需要は高い。
- グリーンハーブ+グリーンハーブ+ブルーハーブ
体力中回復+解毒効果。後述のレッドハーブとの組み合わせから、やや影が薄い?
- グリーンハーブ+ブルーハーブ+レッドハーブ
体力全回復+解毒効果。粉末の色は茶褐色。『RE:2』では更に一定時間の防御力アップ+防毒効果。調合ハーブでは最高峰の一品。
- レッドハーブ+ブルーハーブ
『RE:2』のみの組み合わせ。一定時間、防御力アップ+解毒・防毒効果。謂わば、前述の組み合わせに回復効果を除いたもの。
『4』のみ
- グリーンハーブ+イエローハーブ
体力小回復+体力最大値上昇効果。レオンのみでなく、アシュリーにも効果あり。
- グリーンハーブ+イエローハーブ+レッドハーブ
体力全回復+体力最大値上昇効果。『4』における最高峰の調合ハーブ。勿論アシュリーにも効果があり、かつ重要。