概要
ダイヤモンドの形状をしており、自分の身体に擦り付けた後、自分以外の誰かに持たせることで自分の痛みや汚れを持ち主に肩代わりさせる。
登場エピソード
コミックス第8巻に収録。
今日も今日とて酷い目に遭いまくって帰宅したのび太を見かねたドラえもんは悪運を肩代わりしてくれる「悪運ダイヤ」を取り出す。
試しにドラえもんは自分の匂いを悪運ダイヤに覚えさせ、それをのび太に持たせた後、金槌で自分の頭を叩き、その痛みを悪運ダイヤを所持しているのび太に肩代わりさせた。
今度はのび太の匂いを覚えさせ、悪運ダイヤを道路に置くもしずかが拾おうとしたために焦るが幸いにもスネ夫が「このダイヤは僕が落としたもの」と持っていてくれて一安心。
しばらくして、ジャイアンに殴られそうになるのび太だが良心が痛んだスネ夫が悪運ダイヤをのび太に返却したために正真正銘のピンチに陥るがドラえもんに助けられる。
のび太を助けた後、ドラえもんは悪運ダイヤを誰かに拾ってもらうべく、遠くに放り投げるのだった。
帰宅するドラえもんとのび太だったが良心が痛んだのび太は悪運ダイヤを回収することにし、ドラえもんと共に探し始める。
通行人に悪運ダイヤを訊ねた際、相手を怒らせてしまったことから痛い思いをするのび太だったが痛みはなかったことから誰かが悪運ダイヤを所持していることが分かった。
ドラえもんがのび太を金槌で殴りながら頭の痛い人を探し始め、その最中にのび太はドブに落ちてしまうも悪運ダイヤのおかげで汚れも肩代わりされる。
そんな2人の前に機嫌の悪いジャイアンが現れ、先程のこともあって、のび太を殴るが逆にジャイアンが痛がってしまう。
悪運ダイヤを所持しているのがジャイアンだと知った2人は当分持たせておくことにするのだった。
余談
わさドラ版では、2006年と2018年の2回新作が放送されるが、いずれの話でも金槌が変更されており、2006年版ではピコピコハンマー、2018年版では大型ハンマーとされた。