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編集内容:原作が小説なのに、なぜ「シャイニング(映画)」になるのか。ミザリーは「ミザリー(スティーブン・キング)」なのに。だいたい「シャイニング」と付く単語をすべて曖昧さ回避にぶち込むからムダに長くなる

シャイニング

しゃいにんぐ

『シャイニング』とは、スティーブン・キングのホラー小説。および、それを原作としたスタンリー・キューブリック監督の映画。

「ウェンディ、ただいま!」

曖昧さ回避

  1. Shineシャイン)の現在進行形であるShiningのカタカナ語。
  2. RPGドラゴンクエスト8』に登場する太陽型のモンスター。→シャイニング(DQ)
  3. セガのRPGについては「シャイニングシリーズ」を参照。
  4. カイザーデモンズ』(ドローデーモン氏による有料RPG)の主要キャラクター。
  5. ゲーム『アークナイツ』に登場するキャラクター。→シャイニング(アークナイツ)

概要

1977年、スティーブン・キングによって発表された3作目の長編小説。

1980年、スタンリー・キューブリック監督の手により映画化。配給はワーナーブラザーズ

1997年にはABC制作でテレビドラマ化された。

山奥の冬の間に閉鎖されたホテルで、小説家とその妻子が惨劇に巻き込まれる。

ホテルに宿った邪悪な意思に毒された父が、物語が進むにつれて狂気に染まるという話である。

キューブリックの映画では、設定の骨子のみが共通した別物と言っていいほど原作からの改変が行われている。

そのため、キングは同作を激しく批判しており、後年のドラマ版では監修を務めることになった。

しかし観客からは絶賛を浴びており、それまでにないホラー映画として人気を獲得。キューブリックの強烈な映像センス、主演のジャック・ニコルソンの怪演などが相まって今なお映画史上に残る怪作として高い評価を受けた。

登場人物

ジャック・トランス

小説家の父。それなりに腕はあるようだが、いかんせん収入にはまだ余裕がない。

創作への行き詰まりと家族との軋轢から、ホテルに宿った邪悪な意思に染まっていき、ついには斧を持って妻子を追い回す狂人と化す。

映画で演じたのは、名優ジャック・ニコルソン

pixivでは主に、パッケージにのっている彼のどアップ顔が人気。

妻の立てこもる部屋のドアをで壊し、その隙間から「Here is Johnny!(ジョニーだよ!)」と声をかけるという狂気に満ちたカットで、わずか2秒足らずながらもインパクトは作中随一。

なお、監督もこのシーンにはよほどこだわったのか、この短いカットを実に190回以上も撮りなおしている。

ウェンディ・トランス

ジャックの妻。

若干精神的に不安定なところもあるが、タフで賢く、子供を愛する良き母。

叫んでいるときの顔がジャックより怖いという意見があるが、これは、ジャック・ニコルソンの顔が余りにも強烈すぎたために、生半可なインパクトの女優では夫婦を演じられない、という理由から監督がわざわざキャスティングした。

ダニー・トランス

ジャックとウェンディの息子。

タイトルにもなっている超能力「シャイニング」を宿しており、未来予知や、同じくシャイニングの力を持つ人間とのテレパシー的交流が出来る。

可愛らしい少年だが、機転が利くところもある。

ホテルに宿った邪悪な意思に早くから気づいており、その恐怖に幾度となく直面する。

原作では彼のシャイニングが物語の鍵を握るのだが、映画では味付け程度で、わずかに重要な役割を果たすのみとなっている。

キューブリック自身、映画のタイトルについては「原作がそうだったからそうしただけ」と話している。

ディック・ハロラン

ホテルの総料理長。

既に壮年だが、ダニーと同じくシャイニングを宿す。ダニーの理解者となる。

原作ではシャイニングを通じてダニーと交信し、父の恐怖に苦しむ彼らを助けるべく活躍するが、映画版では割とあっさりした描写がなされる。

関連動画

予告編

その他

映画『レディ・プレイヤー1』で、メインとなる謎解きの一環として本作のシーンが再現されたが、その答えに関するネタとして一部内容が異なっている。

ちなみに原作となった小説『ゲームウォーズ』での該当映画は『ブレードランナー』だったが、続編の『ブレードランナー2049』と制作期間が被っていたために差し替えられた。

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