コックナゴヤ
こっくなごや
概要
CV:つボイノリオ
アニメ星のカービィ第86話「弟子対決!コックナゴヤ」に登場した料理人。アニメオリジナルキャラクター。コックカワサキとは兄弟弟子の関係である。一人称は「俺」。
カワサキと違って料理は得意だが、まだ店を持ってはいない。自分より先に店を構えたカワサキのうわさを聞きつけ、修業の旅の途中でプププランドに立ち寄った。
ナゴヤの料理の腕前を知ったデデデ陛下とエスカルゴンは、レストランカワサキを潰してナゴヤの店に作りかえようと目論み、料理番組を企画して対決させる。
カワサキが作ったカレー(甘口)やカツ丼にレバニラ炒めといったシンプルな料理を食べたデデデ達が突然の辛さに暴走したアクシデントもあり一度はナゴヤの勝利に終わるかに見えた料理対決。
だが、意図的に停電になっている隙にエスカルゴンが誰にも気づかれない内にカワサキの料理に毎回唐辛子を入れて味付けを変えているのをナゴヤが目撃したことで、勝負に不正があったことが発覚。自分も料理に唐辛子を隠し味に投入し、それをデデデに試食させることでその不正を暴路する。その後、そんな激辛料理にアレンジされたカワサキの料理をおいしそうに食べるカービィを指し示し、自分の料理はプププランドには合わないとカワサキを諭し、ナゴヤは自ら負けを認めた。
なお、この時実はカワサキも不正を行っていた(自分の料理が不味くならないかと心配したフームが味付けや調理の手順などを指示して真面目に料理していた)のだが、なぜか言及されなかった。恐らく、ナゴヤからすればライバルといえども人の料理をわざと不味くさせるエスカルゴンの行動や、そんな不正行為で自分に勝利を押し付けようという考えが許せなかったのだろう。
姿は、『星のカービィ3』に登場する似た名前の猫のキャラクター「ナゴ」に似ている。
普段は糸目だが、怒ったり驚いたりするとぱっちりと目を開くことがある。
猫のようなひげを生やしており、顔もどことなく猫っぽいが、それは彼が話す名古屋弁の発音の一部に「みゃー」「にゃー」などと猫の鳴き声のように聞こえる部分があるためだと思われる。
得意料理は味噌煮込みうどん。劇中では他にも味噌カツやきしめんなどの名古屋名物を作っている。
余談だが、カワサキの回想シーンに入る直前のナゴヤの口が、一瞬だけ不自然に歪む。また、負けを言い渡され村を去ろうとするカワサキを引き留めたナゴヤの着物の合わせが左前になっている。これらは作画ミスと考えられる。
またナゴヤがエスカルゴンの不正に気づいたのが最後のほうだけなので、この時にエスカルゴンが不正をしていなければカワサキは上述の不正も相まって完全なる追放されたかもしれない。ただデデデがエスカルゴンの不正に気づかなかったことやナゴヤの料理が食べたい発言からするとデデデに不味い料理を食べさせたくない為と考えられる。