曖昧さ回避
- タイのバンコクの高架鉄道。→バンコク・スカイトレイン
- カナダのバンクーバーの都市鉄道。正式名称はバンクーバー・スカイトレインだが本項で記述。
概要
1986年のバンクーバー国際交通博覧会開催のためにその前年に開業した。現在は3路線が営業中で、2016年に世界で1番目に長い距離を走る無人鉄道となった。
路線
レールの幅はすべて1435mm、集電方式はすべて第3軌条である。
路線名 | 開業年 | 総距離(km) | 駅数 | システム | 電圧(v) | 最高時速(km/h) |
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エキスポ・ライン | 1985 | 36.4 | 24 | 鉄輪式リニアモーターカー | DC600 | 90 |
ミレニアム・ライン | 2002 | 31.2 | 17 | 鉄輪式リニアモーターカー | DC600 | 90 |
カナダ・ライン | 2009 | 19.2 | 16 | 普通の鉄道 | DC750 | 80 |
車両
以下の車両が運行されている。
エキスポ・ラインおよびミレニアム・ラインの車両
この2路線は規格が全く同じなので共通の車両が運行されているが、異種車両同士の混結運用はない。
Mark I
Innovia_ART100系。片側2ドアの12.7mの車両である。1984年から1994年までに2両編成75本が製造された。最大で6両編成で運用に就く。
GTO-VVVF車で、冷房を搭載せず、車両間の通り抜けは全くできない。また、先頭部分は機械室になっているため前面展望は悪い。
2013年にはリニューアル工事が行われ、2026年までは最低でも運用される予定。
Mark II
Innovia_ART200系。片側3ドアの16.7mの車両である。2002年から2両編成54本が製造された。最大で4両編成で運用に就く。
IGBT-VVVF車で、冷房を搭載する。2両単位で車両間の通り抜けができる。
Mark III
Innovia_ART300系。片側3ドアの車両である。4両編成7本が運用に就いているが、さらに4両編成を4本増備する予定となっている。必ず4両編成で運用に就く。
IGBT-VVVF車で、冷房を搭載する。4両単位で車両間の通り抜けができる。
カナダ・ラインの車両
ヒュンダイロテム製。片側3ドアの20mの車両である。2両編成10本が運用に就いているが、さらに2両編成を6本増備する予定となっている。必ず2両編成で運用に就く。