概要
『ゾイドジェネシス』終盤に登場したゾイド。デザインは旧バトストで猛威を振るったギル・ベイダーのリペイント(頭部がツインメーザーからドラゴントライデントというパーツに変わっている以外は同じ)。
本作の設定では、ガイロス帝国が造ったものではなく、太古のゾイド人が惑星Ziを襲った大災害「神の怒り」から脱出するべく造られたもの。
アニメ版では、デスザウラーやウルトラザウルス等、旧バトストの強力なゾイドは超巨大化する傾向にあるが、このゾイドも例に漏れず要塞クラスの飛行ゾイドとなっている。
設定上はビームスマッシャーを始めとするギル・ベイダーの武装は全て使用可能であり、サイズ相応にパワーアップしているのであれば、かの破滅の魔獣デスザウラーも余裕で倒せそうなスペックを持つかもしれない。
なお、ギル・ベイダーやデカルトドラゴンに同じく、スペックにはないエネルギー砲を咥内に装備している。
本編での扱い
恐らくは凄いスペックを誇るはずだが、本編での扱いはあまりに酷い
- ソラシティに行くためだけに復活し、そのまま特に何も無く上陸。
- 崩壊するソラシティから脱出する際に翼が片方壊れる
- 本体は無事だったが飛べなくなったのか、野原に放置。
- 結局戦闘シーンは回想でのギル・ベイダーとの戦いのみ
- 『スーパーロボット大戦K』では大空魔竜がいるせいで一切登場しない
旧バトストのギル・ベイダーのファンがどう思ったかはお察しください。
余談
玩具もギル・ベイダーの流用なので、頭部パーツ差し替えでギル・ベイダーにできる(だが塗装が必要なので素人には難しい)。
しかしリバースセンチュリーでギル・ベイダーが復刻されたので、もうわざわざ改造する人はいないかもしれない。