概要
『大空魔竜ガイキング』に登場する超巨大ロボット戦艦。全長400m、重量3800t。
宇宙の脅威から地球を守る為、大文字洋三博士が助手のサコン・ゲンと共に開発した移動要塞。大文字博士の指揮の下ピート・リチャードソンが操縦し、暗黒ホラー軍団と死闘を演じた。
ボディは大文字博士の開発したゾルマニウム合金で覆われ、レーザーやミサイル、冷凍光線など数々の強力な兵器を装備している。
活動場所は地上や空中は言うに及ばず深海から宇宙空間まで航行可能。宇宙では亜光速で移動可能。空中ではマッハ3、水中では120ノット。
基地は静岡県の御前崎灯台(灯台自体は実際に存在する)地下にあり、万が一にも敵に発見されるのを考慮し伊豆半島にも第二基地がある。この配慮から暗黒ホラー軍団に拠点が襲撃される機会は一度も無い。
頭部は戦闘用ロボットガイキングの胴体となり、サポートメカとして剣竜バゾラー、魚竜ネッサー、翼竜スカイラーを搭載。
ガイキング出撃後は攻撃能力が大幅に落ちるのが難点だが、防御形態ボリューションプロテクトを取る事が出来、これにより暗黒ホラー軍団の戦艦グロテクター4隻が人工的にブラックホールを作り出す「デスクロス現象」にも耐える。
手に装着するミラクルドリル、腹部のジャイアントカッターやビッグホーン等の武装が徐々に追加され、最終決戦時はビッグホーンに追加パーツを付与したヴォーグアイをガイキング出撃後の頭部に接続して戦った。
LOD
2005年の『ガイキングLOD』にも登場。パイロット版(2004年)は外見が大きく変化したが、最終的には『旧版』に近い形状に落ち着くもサイズは全長500メートルと大型化。
キャプテン・ガリスが開発・建造した第三の魔竜戦艦。地上戦に特化した大地魔竜と空中戦に特化した天空魔竜に対し、陸海空のあらゆる環境に適応可能な万能型として設計され、ダリウス人が発する黒い炎ではなく、地球人が発する赤い炎しか動かせない様に施された。本格的に運用するには強力な炎が必須で、当初はロンゴしか扱う者は居なかったが、偶発的にダイヤの親友であるナオトが適合し、操舵手代理として最終決戦まで戦い抜く。
主な武器としてゾルマニウム貫通弾やドラゴンカッターなど。
ボリューションプロテクトの回転攻撃は絶叫コースターアタックと名付けられ、島一つ切り刻む威力を有する。
『旧版』のヴォーグアイに代わり、高機動戦闘機スペリオル・スティンガーを艦首に合体させた強化形態スペリオル大空魔竜が登場。
またミラクルドリルとジャイアントカッターは『旧版』は大空魔竜の標準装備だったが、『LOD』ではドリルは大地魔竜とバルキングの装備に、カッターは天空魔竜とライキングの装備に。
最終回ではこの二種の装備を大空魔竜に着装したパーフェクト大空魔竜の姿を披露している。