大文字洋三
だいもんじようぞう
「99%絶望でもあと1%の望みを託す。それが生きるという事だ。人間は生きなければならん」
CV:柴田秀勝
大空魔竜戦隊の創設者であり、総責任者。早くから宇宙からの侵略を予見し、密かに超能力者を集めて大空魔竜戦隊を組織した。
温厚かつ冷静沈着な人格者である上に、戦闘指揮官としての判断力にも優れているので大空魔竜のクルーからの信頼も厚い。古代の遺跡文明やオーパーツに造詣が深く、ゼーラ星人との関連性を指摘するなど随所で洞察力の鋭さを垣間見せる。
その一方で実戦そのものは不得手らしく、主力メンバー全員が不在という非常事態に陥った第30話では自ら大空魔竜の操縦桿を握って暗黒怪獣に挑むも、苦戦を強いられている。
養女。彼女の正体が宇宙人であることに薄々感づいてはいたが、実の娘同然に愛していた。
ツワブキ・サンシロー/ピート・リチャードソン/ファン・リー/ハヤミ・ブンタ/ヤマガタケ
部下。
部下。大空魔竜の面々の中ではミドリを除けば大空魔竜の建造前から協力するなど、古い付き合いで互いに強い信頼関係がある。
かつてNASAに所属していた天才科学者で、彼の開発したダブルイーグルは破壊力に優れ、地球防衛兵器の座を大空魔竜と最後まで争ったが、その破壊力を危惧した大文字博士の意見もあってダブルイーグルは採用されず、その後は飲んだくれとなり、妻子が病気になった際は街の人間に相手にされなかったことにより喪った。それが原因で地球への復讐のために暗黒ホラー軍団に属して暗黒騎士カインとなり、暗黒怪獣となったダブルイーグルに搭乗した。最期は人の心を取り戻しながらも大空魔竜で散り、彼の力量を認めていた大文字博士も彼の最期に心苦しい表情をしていた。
宇宙各地の珍しい動物を捕らえて動物園に寄付する宇宙の船乗りで、暗黒ホラー軍団に雇われて大空魔竜と対決する。当初は彼によって大空魔竜が苦戦させられたのもあって邪険な態度を取ったが、次第に彼に感化されてゆく。
スパロボでは
新スーパーロボット大戦
初登場作品。地上編におけるリーダー格を務めた。
分岐直前ではベスパとの侵攻目的が不明で人間同士の争いを避けるためリガ・ミリティアへの協力を拒否し、それに反発し出撃した兜甲児やボルテスチームを置き去りにして日本に帰還する。
一見とんでもない行動だが、リガ・ミリティアに戦力を分けるためあえて置き去りにしたことが直後に語られる。
インターミッションでは安西エリに一目ぼれし、彼女の身を案ずるなど滑稽な場面が多い。