この項目は『ガイキングLOD』のネタバレを含みます。
プロフィール
本名 | ドーベル・アージェス |
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階級・乗員番号 | キャプテン・1番 |
趣味 | 帆船の模型造り |
CV | 大川透 |
概要
常に仮面をつけている巨漢。基本的に冷静沈着にして寛大な度量の持ち主で、女性に対しては子供でも紳士的に対応する。同時に熱い心を併せ持ち、悪には決して膝をつかない。主人公であるダイヤには期待を寄せており、心が折れそうになった時や、感情に任せて未熟な行為に出た時は叱咤し優しく導こうとする。また、意外とお茶目な所もある。
武器は伸縮が利く携帯用の棍で、人間大のハイパー鉄獣エルカゲスと互角以上に戦う腕前を持つ。
関連タグ
リー・ジェンシン ピュリア・リチャードソン ディック・アルカイン
以下、ネタバレ注意
実は大空魔竜戦隊唯一の純粋なダリウス人であり、元ダリウス軍科学長官の肩書を持つ。肌の色は紫で長い白髪の持ち主。かなりのイケメンでもある。
元々はダリウス17世に仕え、天空魔竜・大地魔竜を建造したが、地上人を見下し迫害する政策に疑問を持ち、ダリウス軍を離反。奴隷として捕らえられていたダイモン翁、サコン博士、Dr.フランクリンを連れ、地上人用に建造した魔竜三号機「大空魔竜」に乗って地上へと逃走する。
そのため、ダリウス軍による軍事独裁制が敷かれている本国では売国奴の親玉としてプロパガンダされている。
ガリスには美しい妻がいた。エルトリカ・アージェスというその妻は、元々は地上から連れてこられた奴隷研究員であった。
ダリウス人にとって、地上人との恋愛はタブーである。にもかかわらずガリスはエルトリカを愛し…子を為してしまった。そのことは、ダリウスの皇子(皇女?)であるプロイストの怒りを買い、妻は殺され、娘であるルルの心は崩壊した。
二人を護れなかったことを悔やみ、ガリスは常に仮面を身に着けるようになる。自責の念から、ガリスはルルを抱きしめることもできず、仲間と「する」ことで陰ながら護ることを決めたのだ。
そして時は流れ、ダリウス17世より正式に軍の総帥の座を与えられたプロイストは、禁忌の子であるルルの手でガリスを誅殺しようと下劣な策を講ずる。プロイストに「母の仇」と洗脳されたルルはガリスを手にかけようとするも、大空魔竜戦隊の手で失敗。怒り狂ったプロイストはライキングでルルごとガリスを消し去ろうとするがヴェスターヌに阻まれ、ガリスはルルを庇い重傷を負う。
「…お父……さん…」
一筋の涙と共に、ルルは記憶と愛を取り戻す。
仲間たちの体を張った協力で一命をとりとめたガリスは、船長の座をルルに譲る。
ダリウスとの戦いが終わった後は科学者としてサコンと共に大空魔竜で働いている。