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リルピリンの編集履歴

2020-08-03 20:02:08 バージョン

リルピリン

りるぴりん

ライトノベル『ソードアート・オンライン』のシリーズ『アリシゼーション編』の後半に登場するキャラクターである。

「おで(俺)は……人間だ!」


概要

アンダーワールドのダークテリトリーに存在する暗黒界十候の一人で、オーク族の長。


金髪の髪と瞳の整った容姿をしており、その容姿に自信があった。しかし、それはあくまでオーク族の基準で、暗黒界人から見れば醜い豚でしかなかった。それを知り、罵られ続けてきたことで人界とダークテリトリーを問わずイウム(ダークテリトリーの言葉で人を意味する)に強い憎しみを抱く。


暗黒神ベクタが皇帝として君臨し、人界との開戦を宣言したことで積年の恨みを晴らす機会を得たと戦意を燃やす。しかし、整合騎士達の奮戦で前衛部隊は壊滅し、暗黒術士の長ディー・アイ・エルの策によって側近のレンジュを始めとした三千人の仲間達全てを暗黒術の生け贄にされてしまい、人族への憎しみをより滾らせることとなる。


奇跡の出会い

人界とダークテリトリーの両軍が外界のリアルワールド人に攻撃されていることなど知る由もないリルピリンは戦った意義を見失っていた。そこへ、一人の人界人が現れた。地母神テラリアのアカウントでアンダーワールドにログインしたリーファであった。太陽神ソルスとしてログインしたシノンと共にキリトがいる人界軍の元へ降り立つはずだったが、本人の不運で戦線から離れた場所に来てしまった。


人族から侮蔑されたトラウマからリーファに剣を向けながらも顔を見られまいとするが……


「だって貴方、人間でしょ?」


オークだからと侮蔑せずに人間として自然体に接するリーファに困惑する。彼女は自ら捕虜となり、皇帝の元へ連行されようとする。しかし、そこへディー・アイ・エルが現れてリーファを捕らえる。


アリスの攻撃で重傷を負ったディー・アイ・エルは部下を殺して天命を奪ってもまだ回復できずにリーファの鎧と衣服を剥ぎ取って辱め、天命を吸い上げる。自分の捕虜と主張するリルピリンにディー・アイ・エルは皇帝から全権を委ねられた立場を傘にリルピリンを豚と蔑み、屈辱を与えようとする。


が、リーファがそれを止めてリルピリンはリーファを取り返そうとするが右目の封印で動けず、その間にもリーファはディー・アイ・エルに天命を吸われ続ける。始めて自分を侮蔑せずに、人間と呼んでくれたリーファを救うためにリルピリンは右目の封印を乗り越え、ディー・アイ・エルに斬りかかる。そして、解放されたリーファはディー・アイ・エルを『悪』として両断した。


ディー・アイ・エルが撃破された後、リルピリンはリーファと共に残ったオークや暗黒騎士を連れて孤立したイスカーン率いる拳闘士部隊とシェータを救った。当初イスカーンはリーファが皇帝より強いからリルピリン達が従ったと思っていたが、彼らは始めて自分達を人間と呼んでくれたリーファに心を打たれて共に戦っていた。


そして、リーファは三千人の敵を斬り捨ててオーク達に看取られながらアンダーワールドを去った。リーファの活躍は終戦後のオーク達に『緑の剣士』として信仰され、人への憎しみに染まったリルピリンと強さを肉体的なものと考えていたイスカーンの心を動かした。キリトを直接救うことこそ適わなかったが、彼女もまたアンダーワールドの人々に大きな影響を与えたのである。



関連タグ

ソードアート・オンライン アンダーワールド リーファ オーク

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